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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos9次元世界を翔ける騎士〜Paradies W?chter〜
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用だ?)
とりあえずモニターを展開し、カルナログでの事件・事故を報じるニュースが無いかを確認する。と、「ビンゴ!」イシュリエルに映る男の顔の特徴と、放送されているニュースに出ている顔写真が一致。
「その男を討つのか? この世界での担当は我だ。我が行こう」
「いいよ。ゆっくり昼食を摂っていてくれ。俺が行ってくるよ」
ザフィーラにそう告げ、頭部をチーターに変身させてビルを出る。目指すは隠れる場所を探しているらしい犯罪者の元。気配・足音を消し、背後から近づいて行く。そしてポンポンと肩を叩く。
「うひっ!?」
男はビクッと肩を跳ね上げ、前に飛び退いた。そして「管理局か!?」と俺へと体を向けた。その途端、奴は顔を真っ青にした。
「チ、チーターの被り物に2mの大槍・・・! まさか、お前、近頃有名な・・・ランサー!?」
「ご名答。今ニュース観たけど、お前は魔法を使って一般人を襲い金品を奪ったそうだな。いかんな、そんなことをするのは」
ジャリっと一歩足を踏み出すと、奴は「ヒッ」と怯えを見せて後退。そして「頼む! 自首する、許してくれ!」と懇願してきたが、俺は首を横に振った。
「どんなに小さくても魔法を悪用した時点で標的だ。今のお前に委ねられる選択肢は、抵抗して撃破されてリンカーコアを出されるか、抵抗せずに痛みなくリンカーコアを出されるか、だ」
“エヴェストルム”をクルクルと回し、片方の穂先を犯罪者に向ける。奴は「なんでこんなことに・・・!」ガクガクと膝を震わせ、ついにはその場にへたり込んだ。抵抗の意思なしと判断した俺は警戒を怠ることなく歩み寄る。そして手を伸ばせば触れられるところまで来た時、「ふざけんな!」奴は手の平を向けて来た。グローブ型のストレージデバイスだと判断。
――
舞い降るは
(
コード
)
、
汝の煌閃
(
マカティエル
)
――
「いぎっ・・・!?」
奴が魔法放つより早く閃光系の魔力槍マカティエルを発動。奴の両手の平に打ち込み、そのままの勢いで背後の廃墟の壁に縫い付けてやった。さらに両太ももにもマカティエルを打ち込む。
「い、い゛い゛い゛ぁぁああ゛あ゛あ゛あ゛・・・!」
「無駄な抵抗をしなければ痛い思いをせずに済んだものを。お前は彼我の力量差を測れないほどのド素人か?」
魔力ダメージであっても痛みは存在する。しかも貫かれているというシチュエーションで精神的にもダメージが高い。だから奴は苦痛に満ちた表情で呼吸を荒く乱している。少々やり過ぎ感も否めないが、やってしまったものは仕方がない。
早々にリンカーコアを取り出して気絶させる方が双方にとって好ましいだろう。転移魔法を発動し、俺は奴の胸元へと腕を突き入れ、リンカーコアを掴み取ったまま一気に引き抜くと「あがぁ!?」奴は苦痛によ
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