暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos9次元世界を翔ける騎士〜Paradies W?chter〜
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ファレト医務官ももらい泣きしちゃった。
?―?―?回想終わりです?―?―?
「今日はなにを食べようっかなぁ〜?」
笑顔で私の左腕に抱きつくアリシア。こうして笑顔でやり取りが出来るのも、アリシアが全ての事情を知ってくれていたからこそ、だ。ちなみにどういう風に見ていたのかと言うと、夢を観ているかのように曖昧な感じで、母さんや私の側を行ったり来たりしていたとのこと。
「どうせいつものように別々の頼んで半分こするんだろ?」
「うんっ。アルフは判ってる〜♪」
私の右隣に居るアルフもアリシアとはすごく仲が良いし、良いこと尽くめだ。幸せな気分で本局の廊下をお喋りしながら歩く。
「おい、知ってるか。あの連中、また出たんだってよ」
「知ってる。以前、現場で会ったよ。剣騎士セイバー、槍騎士ランサー、鉄槌騎士バスター、治癒騎士ヒーラー、防護騎士ガーダー、あと1人いるって話だが見たことないな」
「マジかよ。俺、ゴツいガーダーって奴しか見たことねぇ」
「俺はセイバーとヒーラーなら見たことある」
「その2人ってスタイル良いよなっ。ま、変身魔法かなんかで顔が動物だからそそられないけどさ」
ふと、局員が数人集まってそんな話をしているのが聞こえてきた。どうしてかは判らないけど、そのコードネームらしき名前で呼ばれる人たちのことが気になって仕方がなくなった。
アリシア達の会話から、横を通り過ぎて行った局員の会話に耳を澄ませようとしたところで、「またかぁ」前を歩いてたシャルが溜息交じりにそう漏らす。その人たちのことを知ってる素振りを見せた。シャルに「またかって?」そう訊いてみる。
「ん? あー、さっきの人たちが話してたランサーとかセイバーとかって連中のことでちょっとね」
「なになに? 何の話? わたしにも聞かせて!」
アリシアも興味を持ったみたい。シャルは「それじゃあ」って前置きをして、語り始めた。事の始まりは数ヵ月前。古代ベルカ式の魔法を使う騎士、ランサーっていう覆面騎士が現れて、魔導犯罪者を片っ端から狩り始めたみたい。抵抗した犯罪者には戦闘行動を取って、撃破したら捕縛して管理局施設に置いていく。降伏したらしたで、なんと目的らしいリンカーコアを抜き取ってから管理局施設に移送。
私はリンカーコアを抜き取るって話に総毛立った。抜き取れるような物じゃないし、抜き取った後の使い道が何なのかが判らないから余計に怖い。
「魔導犯罪者ばかり狙われてんのかい?」
「それって良いことなんじゃないの? 管理局は人手不足でいつも忙しいって、エイミィが愚痴ってたよ。それに悪い奴を捕まえてるんだもん。そんなに悪いことじゃないと思うけど?」
「エイミィ・・・。
子供
(
アリシア
)
になに言ってんだか」
「あ、ひ
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