プロローグ
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奴らが最初に現れたのは南アメリカ付近の太平洋からだった。異形の敵、堅い外皮を持った奴らは「ヘイディファイント」と呼ばれた。
その時現れたヘイディファイントは1体。体長3m程度、黒光りする外殻で覆われた、アノマロカリスに酷似したものだった。最初に被害にあったのは漁船。船体を側面から削ぎとるように食いちぎられ、船員が救難信号を出したことが発覚につながったのだ。アノマノカリス型のヘイディファイントはその後チリの海岸で上陸しようとしたところを警官に撃ち殺された。
この時は、「古代の生物が生きていた」という題名でよくニュースで放送された。だが、おふざけ気分でいられたのはその時だけだった。なぜならその約一か月後、ドイツにヘイディファイントの大群が現れたからだ。
現れた数は50体以上、ヤエケロプテルスという古代の生物をに似たヘイディファイントだった。ヘイディファイントには、見つけた生物を手あたり次第襲うと性質があった。故にドイツは軍隊を動かし殲滅作戦を行う羽目になる。これが本格的なヘイディファイントとの戦い始まりだった。
説明と世界設定
ヘイディファイント、それは約一か月周期で現れる異形の敵。古代の生物に酷似した姿をしているもの。黒光りする堅い外皮・外殻を誇り、青いコアを破壊しない限り活動を続ける。また、見つけた生物を手あたり次第に襲うという性質があるため、出現した場合殲滅作戦を行うのが一般的になっている。現れはじめたばかりのころのヘイディファイントは通常兵器でも倒せる個体が主流だったが、ある日通常兵器では傷つけることができないヘイディファイントが現れた。これによりヘイディファイントにも区別されるようになり、前者はバージョン1、後者はバージョン2と呼ばれるようになった。
ヘイディファイント・バージョン2、それはバージョン1と性質はほぼ変わらないが、外皮・外殻が強化されているため、脅威度が飛躍的に上がった個体。つまり防御力が上がり、バージョン1の外皮・外殻を用いた武器、また「メモリアル・ヴァフェ」でなければ傷つけられなくなった個体だ。初めて出現した当時は対処法が不明だったため、防衛線を守れず攻め込まれ、地球全体で10%の国土を失うこととなっている。バージョン1では昆虫型、魚類型多かったが、バージョン2では爬虫類型が多い。またこのことから、バージョン3が出るのではとも言われている。
メモリアル・ヴァフェ ヘイディファイント・バージョン2と同時期に現れるようになった、子供たちの思い出の品がに起こる現象、また起きた結果で来たものの総称。メモリアル・ヴァフェ起こったものは、剛性が上がり、異能を得る。また、ヘイディファイントの外皮・外殻をほぼ無抵抗で切る、また破壊できるようになる。持ち主本人じゃないとメモリア
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