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鉄槌と清風
32部分:31:教会での一幕
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 「はぁ、あれはヴェロッサが仕事をサボっているからです、騎士良彦もしっているでしょう?」

 「ま、確かにそうだな」

 詰め寄られ、苦笑と共に軽い会話をして、場を和ませる。

 「良彦もシスターとの模擬戦ようしとるよな」

 「良い修行になって助かってる、シグナム共々ありがたい事だよ」

 「ヴィータとはしてへんのか?」

 「ん、あぁ、ヴィータとは隊でしてるからな、普段はしないし、あいつここに中々こないからな」

 「そうなんか、所で…主語抜かすとなんや、違う意味にきこえるなぁ」

 「ぶふっ、アホかお前は、いきなり何抜かす」

 「ほほぅ、反応する言うことは良彦君、意味わかってるんやね」

 「な…し、知っては居るけど…この話は此処までだ」

 「なんのお話ですか?」

 「「ツヴァイにはまだ早すぎる」」

 はやてとも軽いジャブの応酬、リインフォースツヴァイにはさすがに教えられない、はやてといっしょだから早晩知ることになるだろうが。
 苦笑しながら見ているカリムとシャッハ。

 「はやて、ツヴァイちゃんの調子はどうなの?」

 「今の所順調です、まだうまれたてで知識が少ないし、感情も安定してへんけど、それはゆっくり育つやろし」

 「ふーん…まぁ、がんばれよ、はやてもツヴァイも」

 カリムの問いにはやてが答え、エールを送る良彦、ちっちゃなツヴァイの頭を軽くなでる。

 「さて、一服したし…隊の方に顔出してくるわ」

 「ん、そうなん?…てか、今日休みやったんと違うの?」

 「さっき連絡があってな、近々大きな共同作戦があるらしいんだわ、それの打ち合わせだってさ」

 「そっか、ほなら頑張ってや、ヴィータにもよろしくいうといてな」

 「あいよ、んじゃ、騎士カリム、シスターシャッハ、ツヴァイ、これで」

 立ち上がり、軽く一礼。

 「えぇ、またいつでもいらしてください、騎士良彦」

 「この次来た時も一手おねがいします」

 「さよならですよー、よしひこ」

 3者3様の挨拶で送り出される。



 1321隊舎、本局武装隊との共同作戦の為にか今日はいつもより騒がしく感じられる。
 隊員がいきかい、整備班もフル稼働らしい。
 資料をもらい、簡単な作戦会議…本格的なのは後日、武装隊と共に行う予定…をすませて、休憩スペースで、スポーツドリンクを飲んでいると。

 「此処にいたか良彦、聞いたか?」

 「ん…武装隊との共同作戦だろ、今回も小隊一緒ってのは聞いたぞ」

 以前のテロリストの一件依頼基本的に小隊員が固定されている。

 「ちっげ、そっちは毎回だろ、今回はなのはのいる部隊との作戦で、あたしらはなのは達といっ
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