流行語と天然と手榴弾には気をつけろ
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
神も含めて、だそうです」
「・・・・!それは異例ね・・・」
「・・・そもそもあの件や宏助の件は本邸に伝わっているのか・・・?」
「伝えてはいないけど・・・・・、まぁ、どこかに盗聴器でも仕掛けているんでしょう」
サラッと言うけど、サラッと法律違反ですよね、それ。
「しかし、召集とは、これまた面倒クサイ・・・・」
「私たちはいいけど・・・・明様はねぇ・・?」
「・・・・あの〜?俺、よく分からないんですけど・・?」
「召集令てのは、簡単に言えば、神条家の血縁関係のある人間全員が、本邸に神条総帥の名の下に集合する、てことだな。
毎回目的はそれぞれだが、大体は情報交換や身辺報告とか、親戚間の重要な話し合いなんかが、舞踏会を通して行われるんだ
今回の収集令は?」
真の質問に気の張らないだらけた声が返す。
「ちょうど1ヶ月後に行われるようですね。テーマは、身辺警護の重要性の再確認と、その強化。それと神条家のその後について。
親戚間連合会議が三日に一度、行われ、それ以外は舞踏会や、食事会など様々ですね」
「はは〜ん。だからSP全員召集なのか」
「おい、真。三日に一度って、そんなに長いのか?」
「長いな。一番長くて二ヶ月。最低でも一ヶ月は覚悟しておけ」
「マジかよッ!ショックすぎるなぁ・・・・・・て、あれ?明さんそういえばいませんね?」
「部屋に篭っているんじゃないの?また?(ジー)」
「ウチのお嬢様は箱入りだからな・・・・・・(ジー)」
「いや、俺ですか!?」
「ここは、いってこい、宏助」
「行って下さいよ、宏助さん」
「畜生ぉおおおお!」
「さて、それは置いといて、とりあえずあと一ヶ月しかないんです!早く準備しなければ!」
「それもそうだな」
「確かに」
「まだ、屋敷の修復も完全には終わっていない・・・。屋敷を完璧にしてから本邸にいかねば」
「よっしゃ!がんばるか!」
「そうだな・・・・(SP全員の収集・・・・)」
「・・・・皆に連絡しましょう・・・・(何か・・・違和感を感じる)」
それから、三週間(一週間前に本邸へは行くらしい。常識だそうだ)。
皆、必死で、屋敷の清掃、整頓、準備を負え、ハイスピードで旅支度を整えた。
「おっと!雑巾がすべっ・・・・」
「滑らせるかっ!」
「おっと聖気が・・・・」
「出させるかッ!」
こんなやりとりがあったのは必然である。
あのあと、明はなんとか元気になってくれたようだ。当然、こちらの心臓は張り裂けそうだったが。
そのときに、肝心の本邸は、どこにあるのか、と質問すると
「
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ