暁 〜小説投稿サイト〜
鉄槌と清風
30部分:29:修道騎士シャッハ
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
分の荷物がある。
 すまなそうな顔をしたシャッハが、水とリンゴをくれて、頭を下げる。

 「すいません、騎士良彦…あの一撃に反応されたうえに、防がれそうだったので…その加減を間違えました」

 「いや、あのくらいじゃないと修行にならないから、良いよ…さっきの烈風一迅って、あれがシスターの決め技?」

 「えぇ、正確にはその前の移動魔法…旋迅疾駆からの連携です…大抵の騎士は反応しきれないのですけど」

 「あぁー、あの消えたように見えたあれもやっぱ魔法なんだ…確かに見えなかった、俺が反応したのは『凪』のおかげだし、結局止め切れなかったなぁ」

 「『凪』というのは、希少技能ですか?」

 「そ、まぁ、風と魔力の複合結界にちかいかな、サーチ能力もあるから、境界を越えるものは全て気付ける…シスターシャッハの攻撃に反応したのはそれでだよ」

 お互いに軽く答え合わせのような会話をしながら、笑い会う。

 「今日は完敗だなぁ、今度またお願いしてもいいかな?」

 「えぇ、此方こそ是非お願いします」

 しばし、話したあと、再戦の約束…修行馬鹿と、バトルマニア2号…1号はシグナム…この後この3人が訓練場で良く見かけられるようになるがもう少し先の話。




 結局、初日はシャッハとの訓練の後、訓練場や食堂などに居たほかの騎士と話たり、模擬戦したりして街や学校の見学はしなかった。
 まぁ、それでも修行馬鹿は嬉しそうにしていたのだが。

 仕事が終わったカリムがその様子をみて、夕食時に良彦をからかったりしたのは、余談である。
 翌日からは予定通りに、見学というか観光を済ませ、2泊3日の聖王教会ツアーは幕を閉じる。

 もう一つの余談として…仕事を抜け出し、サボっていたヴェロッサとも仲良くなり、クロノともども初日の話を聞いて、あきれていたとか、そんなことも合ったらしい。
************************************************
シャッハとの模擬戦です…積んできた修行の時間の差でシャッハに軍配が上がってます、良彦理想の動きはわかっても体が出来上がっていない&修行不足で、体がついてきません、『凪』も不可視性を高めるため、他の部分の出力がおち、結果未完成です。

次回は、オリジナルの話を一本入れようかと思います…管理局任務に従事するヴィータ辺りと絡ませようかと思います。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ