暁 〜小説投稿サイト〜
願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
これで晴れて自由ーの身だーー!
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ソウヤを見るとコクリと頷き、恰も見せても問題ない。
そう言っているようだった。

「……良いだろう。
だが、条件を着けるぞ。
もし本当に俺がチートとやらを使っていたならば、今からでも最終層までノンストップで攻略する事を誓おう。
だが、もしもチートを使っていなかったら……俺はもう二度と、ボスをお前達と攻略しない」

「はぁ!?何言ってんねん!おかしいやろそんなん!」

「何がおかしいんだ?
妥当なとこだろ?
ありもしない疑いをかけられている上にタブーである相手ステータスの観覧。
しかも、その事が真実であるのなら今から全層を攻略してもらえて、尚且つクリア出来る。
最高な条件だろ?」

「ふ、ふん!ええやろ!お前がチート使っとる言うんはモロバレなんやから
余裕やて!ディアベルはん、これで見れるで!」

「……本当は見たくない。
だけど君はもしかしたら茅場と繋がっているかもって思うんだ。
……………見せてくれ」

「………ほれ」

ユウジがメニューウインドウを開き不可視状態を解いて二人に見せた。



Yuji ユウジ

Lv51

力520

敏捷380

正確さ100



「そ、そんな……」

「この層で51レベルってありえへんやろ!」

「レベルあげなんて余裕で出来る。
そのスポットをお前達が知らなかっただけだろ」

「キバオウさん!もしかしたらスキルにチートがあるかもしれない!」

取り巻きがほざいてそれを鵜呑みにするキバオウ。

少しは疑えバカ野郎。



ソードスキル使用不可(1000/1000)

鍛冶(1000/1000)

裁縫(1000/1000)

彫金(1000/1000)

索敵(429/1000)

自由製作(1892/3000)



「ない……ない!何でや!」

「うるせぇな…叫ぶんじゃねぇよ」

「せや!なら部外者やからそんな強いんや!」

「はぁ……。
ナーヴギアの発売規定数は10000台。
部外者9人はその規定数以上のナーヴギアを使用してこの世界に来ていた。
詰まり10000台を越えたナーヴギアを使用した事が茅場に伝わり部外者として認識されたんだ。
と、言うことは…俺は部外者なのかねぇ?」

俺がナーヴギアを買った所はキリトが見ている。

俺が疑われる余地はない。

「あ、あ…………」

「絶望に染まってるとこ悪いが、約束は守ってもらうからな?
んじゃさよならだ」

「あー、精々死なないように頑張ってね?」

こうしてユウジとソウヤが攻略会議、及び攻略に参加することは無くなった。
















[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ