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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
これで晴れて自由ーの身だーー!
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ソウヤを見るとコクリと頷き、恰も見せても問題ない。
そう言っているようだった。
「……良いだろう。
だが、条件を着けるぞ。
もし本当に俺がチートとやらを使っていたならば、今からでも最終層までノンストップで攻略する事を誓おう。
だが、もしもチートを使っていなかったら……俺はもう二度と、ボスをお前達と攻略しない」
「はぁ!?何言ってんねん!おかしいやろそんなん!」
「何がおかしいんだ?
妥当なとこだろ?
ありもしない疑いをかけられている上にタブーである相手ステータスの観覧。
しかも、その事が真実であるのなら今から全層を攻略してもらえて、尚且つクリア出来る。
最高な条件だろ?」
「ふ、ふん!ええやろ!お前がチート使っとる言うんはモロバレなんやから
余裕やて!ディアベルはん、これで見れるで!」
「……本当は見たくない。
だけど君はもしかしたら茅場と繋がっているかもって思うんだ。
……………見せてくれ」
「………ほれ」
ユウジがメニューウインドウを開き不可視状態を解いて二人に見せた。
Yuji ユウジ
Lv51
力520
敏捷380
正確さ100
「そ、そんな……」
「この層で51レベルってありえへんやろ!」
「レベルあげなんて余裕で出来る。
そのスポットをお前達が知らなかっただけだろ」
「キバオウさん!もしかしたらスキルにチートがあるかもしれない!」
取り巻きがほざいてそれを鵜呑みにするキバオウ。
少しは疑えバカ野郎。
ソードスキル使用不可(1000/1000)
鍛冶(1000/1000)
裁縫(1000/1000)
彫金(1000/1000)
索敵(429/1000)
自由製作(1892/3000)
「ない……ない!何でや!」
「うるせぇな…叫ぶんじゃねぇよ」
「せや!なら部外者やからそんな強いんや!」
「はぁ……。
ナーヴギアの発売規定数は10000台。
部外者9人はその規定数以上のナーヴギアを使用してこの世界に来ていた。
詰まり10000台を越えたナーヴギアを使用した事が茅場に伝わり部外者として認識されたんだ。
と、言うことは…俺は部外者なのかねぇ?」
俺がナーヴギアを買った所はキリトが見ている。
俺が疑われる余地はない。
「あ、あ…………」
「絶望に染まってるとこ悪いが、約束は守ってもらうからな?
んじゃさよならだ」
「あー、精々死なないように頑張ってね?」
こうしてユウジとソウヤが攻略会議、及び攻略に参加することは無くなった。
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