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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第218話】
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、そのまま自分の胸を触らせて――。
「……ッ!? ば、バカッ! 幾らなんでも――」
制服越しとはいえ、ラウラの小さな乳房の感触が手のひらいっぱいに伝わると共に、心臓の鼓動も伝わってくる。
「……ヒルトだから、大丈夫だ。 ……それに、嫁に触られて嫌な気分になる方がおかしいだろ?」
「い、いや、だからって自分の胸を触らせるような真似するなよ……ッ」
口答えはするものの、俺自身の下心のせいか両手をラウラの胸から離せずにいた。
……まずい、理性が飛びそう……。
もやもやとよからぬ事を考え始めると――。
「む……パンを食べねば……。 ん……」
袋からパンを取り出すと、普通にパンを食べ始めるラウラ――。
流石に触りっぱなしだと、俺自身の理性が持たないから慌てて胸から手を離すと食べながらラウラは此方を見て。
「んぐんぐ……。 ……少しぐらいなら揉んでもよかったのだぞ、ヒルト?」
「……ば、バカ……そんなことすると止まらなくなるだろ……。 ……ほら、早くパン食べて解散だ解散」
「むぅ……」
何故か膨れるラウラは、そのまま凭れたままパンをゆっくり食べていく。
「……てか飲み物無いと口がパサパサになるんじゃないか? 用意するから膝から降りてくれるか?」
「……飲み物ならここにある」
そうラウラは言い、静かに振り向くと首に腕を回してきた。
突然の行為にびっくりして目を見開く――。
ラウラはその瞼を閉じ、唇を上向きにさせて徐々に近づいてきた。
――頭では流されてはダメだと思っていても、本能で逆らう事が出来ず、互いの唇が触れ合うとラウラは何度も唇を重ねてきた。
ラウラの柔らかな唇の感触に思考は麻痺し、短く、時には長く唇を重ねては徐々に俺も快感に支配されていき――。
「んむ……んぁ……っ、ひ……ると……」
合間合間に聞こえる甘いラウラの声。
室内には互いに交わすリップ音が響き、俺の理性も崩壊一歩手前だった。
……と、ラウラはゆっくりと唇を離す――互いの唇に、唾液の糸が引くのがどこかイヤラシイ気持ちになった。
「ん……、ヒルト……いきなりすまなかった……」
恍惚の表情を浮かべながらも、突然謝るラウラ。
「……何でラウラが謝るんだよ。 ……謝るなら俺だろ。 ……こうやってお前を傷付けてるって思うと……な」
「……ううん。 私は傷ついてなどいないぞ? ……だが、ヒルトには酷な事をさせていると……思ってな。 ……私も、未来と同じで嫁が最終的に幸せになってくれるなら……喜んで祝福する」
そう告げるラウラの瞳には寂しさが見え
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