金字塔のデストロイヤー
第15話
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「二人とも、明日からは聖剣奪還に向けての行動を始めます。後で戦闘服を一着貸し下さい。明日までに防御術式を刻んでおきますから」
「はいは〜い、質問」
「なんですか?」
「どうやって相手を捜すの?」
「ああ、言っていませんでしたね。意識すれば自分が作った剣と解析した物なら大体の居場所が分かるんです」
毎日の様にあちこち移動しているみたいですが、何をしているんでしょうね?拠点らしい場所も無い様ですし。紫藤さんは納得したのか質問を終えました。
「私も構わないか?」
「構いませんよ」
「その防御術式とはどんな性能なのだ?」
「今私が着ている物です。そうですね、今のゼノヴィアさんの全力の光弾位なら衝撃以外は防いでくれますよ」
「そんなにか!?教会では聞いた事も無いぞ」
「僕、どちらかと言えば戦闘職よりも研究職の人間なんですよ。色々な魔法や術式を研究して回っていますから。僕独自の技術です。任務が終わったらそのまま持ち帰ってもらって構いませんよ」
「良いのか?独自開発した物なのだろう?教会に持って帰った所でお前の評価にはならないぞ」
「他人からの評価を気にしないのが僕ですから。おかげで教会から逃げ出す羽目になりましたけど」
あんな失敗を犯した現在はある程度は気にしていますよ。ある程度はですけど。
「他に質問はありますか?」
「いや、大丈夫だ」
「では、今日はゆっくり休んで下さい」
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