望まぬ再開〜
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『はい。相棒の名前はクラナ・ディリフス・タカマチ・・・高町クラナと言います』
「高町・・・って、なのはの?」
『血は繋がっておりませんが、立派な家族です』
「そうか・・・そりゃ、眠れなくもなるよな・・・ごめん」
「え・・・?」
『どうして亮さんが謝罪を?』
「なのはを巻き込んだのも俺絡みだからさ・・・フェイトやはやても俺たちを助けようとして重傷を負ったんだ。・・・だから、謝った」
「・・・いえ」
『気にしないで下さい。それに、まだなのはさんは死んだ訳ではありませんから・・・』
「・・・そう、だな」
俺は息を大きく吸って身構えた。
「なあ、クラナ。手合わせしないか?」
「は?」
「・・・俺も眠れないんだ。汗をかく程度でいいからさ、付き合ってくれないか?」
直葉のこと・・・明命やソフィ、黒猫団のみんな・・・全てが蘇ってきて、少し怖くなってしまった。
「頼むよ、クラナ」
『相棒、ストライクアーツとは違う動きを見るチャンスですよ!』
ストライクアーツって総合格闘技みたいな感じだっけ・・・
「・・・中国流の拳法は・・・興味があります」
クラナも構えてくれる。
「アル、一つだけ」
「うん。それじゃあ・・・始め」
お互いに向かって俺達は踏み込んだ・・・
咲〜
『・・・二人が何かをしてるッス』
「・・・ったく、あのバカは・・・」
亮達の様子をリパルにサーチさせていた俺は溜め息を吐く。
「んじゃ、敵の反応が会ったら頼むぜ。・・・まぁ、アイツらは探知できるだろうが」
それよりも・・・
「入るわよ」
「お邪魔します」
闇風とサチがテントに入ってきた。
「おう、待ってたぜ」
「で?わざわざ女二人を呼んで何をするつもり?」
「ヤミ・・・人聞き悪いこと言うなよ・・・じゃなくて、二人とも手を出してくれ」
「「?」」
首をかしげながら手を出してくる二人。俺はまず闇風の手を掴んで・・・闇を探る。
「・・・残って、ないな。身体に違和感とかないか?」
「?・・・ああ。大丈夫よ、とっくにプログラムもリカバーしたから」
「そうか・・・アバターでも闇は使えるから、ちょっと不安になってな。・・・んで次、サチさん」
「私も?」
「闇、使ったって亮から聞いたぞ。念のため見させてくれないか?」
「う、うん」
サチの手を掴んで闇を・・・
『ーーー
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