望まぬ再開〜
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そして・・・勢いよくなのはを切り裂いた。
「きゃああああ!?」
そして紫のオーラがなのはに集まり・・・一瞬光ったあと、なのはは・・・“消えた”
「オッケー、完璧だよ」
「なのはさんっ!?・・・こいつ・・・!!」
クラナが男を睨み付ける。
「ああそうだ!せっかくこうやって対面したんだし、僕の自己紹介をしないとねぇ!」
男がフードを取る。下には整った顔に水色のウェーブのパーマ。更にアクセサリーがついていて・・・見た目でも苛つく奴だった。
「名前は・・・うーん・・・“シン”って呼んでもらおうかな?」
「シン・・・だ?」
「そ。さてと・・・残りも消しちゃうか」
「・・・おい!こっちだ!今は逃げようぜ!」
ルークが逃げ道を確保してくれたようだ。だが俺とクラナは・・・シンを睨み付けていた。
『咲さん!今は退くッス!!』
『相棒!今の流れで戦うのは得策ではありません!』
そして動けるようになった闇風が俺とクラナに怒鳴る。
「早くしなさい!あなたは呂布と戦えないでしょ!?クラナも今は抑えなさい!なのはは死んだ訳じゃないんだから!」
「・・・くぅっ・・・!」
俺は・・・背を向けて走り出した。確かに・・・今は勝ち目は薄かった・・・
亮〜
「シンだと・・・?神様気取りか!?」
「そうだねぇ。気取り・・・というか神そのものだよ、僕は」
「この・・・!」
俺は明命を見る。その表情は変わらず・・・
「明命!俺だ!亮だ・・・!」
「無駄だよ。一度壊してから人形にしたんだ。もう意識なんか残っちゃいないさ」
「貴っ・・・様ぁ・・・!!」
「こんなクズに明命様を・・・許せない・・・!!」
「まあ、少し遊んであげなよ」
明命が俺と春鈴の目の前に現れる。
「(以前より速い・・・!?)」
相手は明命だ。当然俺と春鈴は防戦に徹する。
「明命!止めてくれ!」
「明命様ぁ!・・・がっ!?」
明命の蹴りが春鈴に直撃し、春鈴が転がる。
「かはっ・・・ひゅっ・・・あ・・・」
「春鈴!?・・・ごっ!?」
サマーソルトが顎に当たり、吹き飛ぶ。気のお陰で辛うじて意識は保ったが・・・!そして明命は普通の刀を手に持つ。
「亮お兄ちゃん!!」
リーファが長刀を抜き、明命に斬りかかる。だが当たる瞬間に明命の姿は消え、リーファは空振る。
「どこに・・・!」
「後ろだ!」
知也が叫びながら撃つ
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