暁 〜小説投稿サイト〜
モンスターハンター 新米狩人の苦悩
村長の依頼編
第一話―beginner

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「はぁ……どうしてこうなった…」
ガーグァの運ぶ荷台に乗りながら呟く。
俺は、昨日までは、辺境の村で平凡だが楽しい暮らしをしていた。
身長は一般人ならそう低くない180cmほど。
体重は………かなり痩せてて60kgほどしかないけど……
髪の毛は東洋の血を引いていて黒髪だ。
これが少しだけ自慢だった。
だが
「結局何ていうモンスターかすら分かんねぇし」
村の奥の森で俺が薪を割っていたとき、村がモンスターに襲撃された。
俺の家族は幸い無事で、良かったと安堵したが良くなかった。
村が無くなった為家も土地も財産も全て無くなった。
まぁそうなりゃ、必然的に稼がなきゃいけない。
そこで俺に仕事をやらせるといった感じ。
それはいい。うん、それは。
だけどこれだけは言わせてほしい。
「よりによって何でハンターなんだよぉぉぉ!」
ハンターの職に就く奴は、身長2nなんてザラで
ガタイがいい奴ばっかだ。
それに対して俺。
身長180cm。体重60kg。
………さよなら。僕の楽しかった青春。
どう見たってモンスターの攻撃を受けたら即死する。
まぁかと言ってこの仕事をやらなきゃ飯が食えずに餓死する。
「取り敢えず、頑張ってはみるか」
ガーグァが鳴く。どうやら目的の村に着いたらしい。
「サンキューな」
ガーグァの運転手であるアイルーに金を渡して降りる。
「さてと……行きますか、ガナの村」





―これは新米ハンター《キョウヤ》の成長を描く話―
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