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ツンデレ君とジュンスイ君
出会い

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母さんに寝るといってから数分が経った時家の電話がなりました。
「もしもし」
「もしもし、母さん昇だよ。覚えてる?」
「あ…あぁ昇かい?ごめんね…母さんちょっと…」
「俺、母さんのとこ明日行くから。じゃあね」
電話を切ったあと母さんはさっきよりも大きな声で泣いていた。
なぜ泣いているのかが俺には分からなかった。
あ、明日は日曜日だっけ。駄目だ、涙が止まりそうにないから宿題ができないや…。

日曜日なのに早く起きてしまった。母さんは10時頃逃げるように家を出ていった。
1時頃家のチャイムが鳴った。玄関を開けると知らない人がいた。
「お前千鶴だよな。俺昇っていうんだけど…母さんいる?」
「…え。え?か、母さん?今出掛けて…。」
「あっそ」
なんかこの人怖い…。母さん…何処?
「中に入ってください」
俺は昇(兄)を中に入れることにした。今思えばなぜこんな危ない(?)人を中に入れたんだろう。
まぁいいや。母さんが帰ってくるまでだ。でも何処歩いてんだよ母さん。

「おい、いつ頃母さんは帰ってくるんだ?」
「あ…の、まだわかんないです…」
これが兄ですか…。俺の予想を超えた人なんですが…、母さんが言ってたのと全然違う…。
一回この人から離れよう。トイレの窓から脱出して逃げよう。
「俺トイレに行くから…!?」
「…っなぁ、なんで俺をさけるまねをするんだ?俺一人はなんか…///」
今にも泣きそうな目でこっちを見るな。こいつは強がってただけなのか?
えっと、こういう人をツンデレっていうのかな?分からんは!!
でもこいつ可愛いな///
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