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鉄槌と清風
25部分:24:夜天の守護者2
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ガーや、誘導弾が二人を何度も襲うが、それを避け、シールドで弾き、自分達から攻撃せずに距離をとる。
 その途中

 「(遅れてごめんなさい、アースラも地球上空についたわ)」

 リンディからの念話。

 「(今管制人格を海に誘導中だから、都市部の火災を何とかしてください)」

 「(えぇ、災害担当が向かったからあちらは大丈夫)」

 良彦の頼みに既に手を打っている事を知らせてくれる。

 「(夜天の守護者さんは、頑固だけど、一応話しは通じるみたいなんでこのまま頑張ります)」

 「(つか、はやてに呼びかけながらいくぞ、なのは…さっきまで焦りすぎて忘れてた)」

 「(そ、そういえばそうだった、うん、それもあわせてがんばるよ)」

 それを聞いたアースラでは、エイミィとリンディが困り顔で、仕方ないなと言う呟きをもらしたとか。

 ある程度街から距離をとった海上…良彦となのは、夜天の守護者がお互いに向かい合う。

 「とはいえ、念話だけじゃきつそうだな、攻撃通せるか?」

 「わからないけど、カートリッジも残り少ないし…どうにか」

 悩むなのはに応える声

 『手段はあります』

 「レイジングハート?」

 『エクセリオンモードをお願いします』

 「でもあれは、私が制御失敗したらレイジングハートが壊れちゃう」

 『私はマスターを信じます、マスターも私を信じてください』

 愛機の声に、目を瞑り何かを決意するなのは。

 「わかった、レイジングハート…モードエクセリオン!」

 『イグニッション』

 なのはのレイジングハートが姿を変える、丸かった先端は槍の用に変形し、持ち手も長くなっている。

 「一気に決めるよ、よしくん、レイジングハート」

 「おう、威力ならなのはのが上だしな、援護するぜ」

 『了解、マスター』

 「レイジングハート、A.C.S」

 『A.C.S スタンバイ』

 「ストライクフレーム!」

 『オープン』

 槍の先端から伸びる桃色の刃。

 「なるほど…なら、なのは…先陣は任せろ!」

 それを見て、動き出すのは良彦…夜天の守護者へ、『貫き』による高速移動…途中で2発カートリッジロード。

 「おっしゃー、食らえっ!」

 繰り出すのは、魔力と風を纏った右の拳…それをシールドで防ぎながら、反撃の魔法を放とうとする守護者。
 だが、次の瞬間、目の前が青の光りに包まれる。

 「ゼピュロス!」

 『了解…範囲内魔力掌握、対消滅全力開始』

 良彦の腕の届くであろう範囲、全てが青の魔力光で球形に発光し、両手を翳した良彦の前、守護者の紫の盾を削り取っていく。

 「なのはー!」
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