金字塔のデストロイヤー
第13話
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です。今回使われるハンマーは公式の半分の重さですが、それでも背筋にかかる負荷は200kgを軽く超えます。まともにやれば負傷者続出です。練習の時間はあるようで、男子対抗の選手が順番に練習していますが、全員が腰を抑えながら離れて行きます。イッセー君は回り過ぎで目を回してダウンしてますし。とりあえず一度投げてみたのですが、これはかなり腰に来ます。フォームが悪い所為なのでしょうが、かなりの背筋も要ります。
やはり球技としての選択は間違ってますよ。あと、調べてみたら球技じゃなくて陸上競技の投擲競技でした。ちょっと考えた人、貴方も参加しなさい。おもしろそうの一言で決めたんでしょう。
男子対抗に参加する選手は皆協力的ですぐに発案者を見つけ出し、特別枠で参加させましたよ。全員で生徒会に直訴までしましたから。大半が腰を抑えながらの直訴に会長も納得して匙君を差し出してくれました。
匙君が40mという記録を出しながら腰を抑えて生徒会のテントに帰ろうとする目の前でイッセー君と二人で50m程の記録を見せつけると意地になって悪魔の力を全開にして70mの記録を出したが僕達は相手をせずに放置した。それに唖然としてから憤慨して生徒会のテントに帰っていきます。腰を抑えながら歩き、痛みを我慢しながら。そんな姿を見て選手の殆どが笑っていましたよ。何故なら真面目にやっていたのは彼一人ですから。
結局優勝は匙君で、イッセー君が2位、僕が3位という結果で終わりました。
女子対抗のテニスではヴァレリーさんがクラスメイトと一緒にベスト8まで勝ち上がったみたいです。白音さんとギャスパーはクラス対抗の野球でそこそこの成績を残しているみたいです。
そして現在女子対抗決勝では部長と副部長のペア対会長と副会長の試合が繰り広げられているのですが、魔力や魔法をそんな簡単に使わないで下さいよ。認識阻害の結界位張って下さいよ。会長も部長とライバル関係なのは知っていますが、せめてもう少しだけ冷静に行動して下さい。とりあえず会長のサーブを部長がレシーブした時点でこっそり認識阻害を張った僕は間違っていないと確信出来る。
それにしても気になったのですが、ボールを打つのに魔力は使っているのに、何故ラケットやガットを強化しないのでしょうか?そのままだと威力に耐えきれなくて、あっ、二人のガットに穴が開いた。
結局試合はそこで終わり、同時優勝で幕を下ろしてくれれば良かったんだけど、部活動対抗のドッジボールにまで勝負は流れる事になった。
そして始まったドッジボールでは少々卑怯な手段を使わせてもらいましたよ。初期の外野に僕とイッセー君を配置する事によって男子からの攻撃は完全にカット、女子の球にやられる程、オカルト研究部の女性陣は弱くありません。そんな調子で決勝まで進み、生徒会チームとの試合となる
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