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”なのか分かってるはずだし、何より周りに過保護が大勢いるから、問題ないだろ」
オッタビオ「その大勢の過保護の中にXANXUS様は」
XANXUS「入ってる」
オッタビオ「即答なのですね……」
XANXUS「それじゃ、オレも隠れてくる。10分後を楽しみにしてるからな」
すぐにかくれ場所を探す。
幸い今日はオレの誕生日パーティーが行われているから、床まで付きそうなクロスのかかったテーブルが100近くある。
部屋全体も果てしなく広いわけだし、10分の内に一人で全部見て回るのは無理だろう。
そんなことを考えていたら、父さん達のところへ戻ってきていた。
ちょうどいいか。
XANXUS「父さん、ちょっとこのテーブルの下にかくれてるからオッタビオが来ても知らないふりしてくれ」
9代目「あ、でもそこは」
何か言いたげな父さんを無視してテーブルの下に潜り込む。
ん?
今、なんか違和感があった気がする。
父さんに、家光に、その妻に……
「おにぃっ!」
XANXUS「XANIS!? と、沢田綱吉ぃっ!?」
何でこいつまでここにいるんだよ!?
XANIS「一緒に遊ぶんだって」
綱吉「あうー……むー……」
何言ってんのかわかんねぇ。
XANIS「あんね、綱吉くんね、人見知りしちゃうんだってパパンが言ってたの。だから、知らないところに来たら寝たふりするんだって」
XANXUS「じゃあ、さっきも」
XANIS「そーなんだって」
あ、なんかガチでイラついた。
オレのイラつきがあからさまだったか、沢田綱吉が泣き出し、あっさりオッタビオに見つかってしまった。
その後、家光たちは4日後の息子の誕生日パーティーに父さんたちを招待し、帰っていった。
いや、オレ行かねーよ?
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