暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
突発ネタ集
Ex04.更識家での年末
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方や面白そうに、方や憎しみの眼差しをといった感じの父親だが、女性陣は


「あらあら、虚もまだまだ初心ね」
「将来、あの二人からどんな子が生まれるのか楽しみだわ」
「鏡也君似のカッコいい男の子かしら? それとも虚似の可愛い女の子かしら?」
「まぁ何はともあれ」

「「「後でからかって遊ぶネタだできたわ♪」」」


新しい玩具を手にれたようなテンションでそう語る母親's
この手のことで自身らの子をからかっては遊ぶのか彼女たちの趣味らしい。


「(すまないな若いの。正直やりすぎた)」
「(妻と奥方様が組んだだけでも大変なのに、さらに恵子さんまで加わったら手に負えん)」

「「((私たちの代わりに犠牲になってくれ))」」

あっさりと年長組の二人を見捨てた父親2名。
因みにこの二人も遊ばれる対象に含まれており、時々弄られたりするらしい。



「あ〜きょ〜ちゃん寝ちゃったんだ〜」
「…ホントだ」
「あら、虚ちゃん膝枕なんかして〜 (ニヤニヤ」
「もう、からかわないでくださいお嬢様」

鏡也が寝静まってからしばらくすると、本音らが虚の元へとやってきた。
それと残念ながら二人の様子は母親'sによって撮影済みなので、後で弄られることは確定だろう。


「…鏡兄、綺麗」

虚の膝で寝静まる鏡也を見てそう呟く簪。

「そうだね〜かんちゃん」
「髪もサラサラ…(ナデナデ」
「肌もきめ細かくて綺麗だね〜(プニプニ」
「極めつけに学園女子が羨む細腰ナンバーワン」
「これで何のケアもしいてないんだから……」

「「「「羨ましい…(ジ〜〜」」」」


鏡也へと嫉妬の眼差しを送る両姉妹。
その怨みの視線が効いたのか、若干顔色を悪くし本の少しだが魘され始めた。




『今年も間もなく残すこと1分となりました〜』

どこからかテレビの司会者による新年を迎えるカウントダウンが始まった。


「あら、カウントダウンが始まるみたいね」
「いっしょにカウントしよ〜かんちゃん♪」
「わっ、押さないで本音」


『5・4・3・2・1…』

「「「「「『Happy New Year!!!』」」」」」

[今年も宜しくお願いします]
[いえ、こちらこそ宜しくお願いします]
[いえいえ、こちらこそ]
[いえいえいえ、こちらこそ―(略)―]

年が明けそれぞれお世話になった者や友人、親戚に挨拶をする面々。
というか文でみるとしつこいな……。


「ん…、年、明けたんだ」
「大丈夫キョウ?」
「アハ〜、まだちょっとクラクラして立てそうにないかな〜」
「自業自得よ」
「……あとちょっとだけこのままでいさせてくれ」
「もう、少しだけよ?」

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