暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
突発ネタ集
Ex04.更識家での年末
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うとか普通はできない。
「そこらに戦闘の痕跡があれば誰だって終えるわよ」
「それもそうか」
だから、もういいや……。
「宴会までまだ時間あるけど、非常に残念ながら私はお嬢様を監s…補佐しなければいけないから…」
「ああ、さっき本音や簪に勉強を見るって約束してるからその相手をしてるよ」
「そう、じゃあまた後で……二人をお願いね」
「あいよ、任された」
―そして時は流れる
[ワイワイ ガヤガヤ]
「皆さ〜ん、コップや杯はお手元にありますか〜?」
「あるようなので、それでは忘年会を始めたいと思います」
「「「「「ハーイ」」」」」
「では、先代楯無様。よろしくお願いします」
「ウム…。皆の者お疲れじゃ!! 乾杯!!」
「「「「「かんぱ〜い!!!」」」」」
先代楯無の音頭と共にあげられる祝盃の数々。
1年を取り占める更識一族+近衛親子による忘年会が始まった。
「若いの」
「? 何すかおやっさん?」
「飲むかね?(スッ」
そう、酒を進めるのは楯無――刀奈と簪の父親こと先代楯無の更識剣志郎だ。
「フッ、望むとこr [スパーンッ!!] アイタッ!?」
「未成年なのに何で飲酒しようとしてるのかしら貴方は?」
「え〜少しくらいいいじゃん」
「そうだそうだー!」
「先代様も進めないでください」
「男には負けられない戦いがある。それが今だ!!」
「ガハハッ、よく言った若造!!!」
「もう、どうなっても知らないわよ」
――1時間後――
「キュ〜///」
「ガハハハッ、まだまだ青いな若造!」
顔を朱くして床に倒れるアホ毛の男装麗人といくつもの空の酒瓶の上に立ち大らかに笑う水色の髪の男性。
どうやら勝敗は先代楯無こと更識剣志郎の勝ちのようだ。
「アルコール度数の高い酒を優先的に勧めておいて何を言いますか先代様」
「……私はどのような勝負にも全力で勝ちに行く男なのだよ」
「大人げないです先代様」
「ええいっ硬いこと言ってないでお前も飲め飲め!!」
「ちょっそれ度数60%n…ゴブッ…ゴクッ」
「ハハハ、いい飲みっぷりだ」
先代楯無が証拠隠滅に図っている一方、酔ってダウンした鏡也はというと…
「…大丈夫キョウ?」
「アハ〜ちょっとダメかも〜」
「キャッ!? ちょっとキョウ///」
「膝借りるよ〜」
「っもう、しょうがないわね…///」
「ありがt……zzz」
恋人の膝を借りて(虚自身も満更でない様子)夢の世界に旅出すのだった。
そんな二人の様子をみていた保護者陣は――
「グヌヌ、オノレあの
小僧
(
ガキ
)
っ!!???」
「若いね〜(ニヤニヤ」
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