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インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
突発ネタ集
Ex04.更識家での年末
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何やら聞き取れないが不気味そうな事を呟く楯無。
「う、うう…」
「大丈夫ですかお父さん」
「傷は浅いよ〜」
割とどうでもいいが、彼らの後ろでは娘たちが父を介抱している。
「簪ちゃん…一緒……勉強……(ブツブツ」
「お〜い、楯無さんや〜い」
「簪ちゃんト一緒ニ楽シく勉強会ヲすルだなンて!!!!」
「は?」
「妬ましい羨ましい妬ましイ羨ましイ妬まシイ羨まシイ妬マシイ羨マシイねタマシイうらヤマシイネタマシイウラヤマシイネタマシイネタマシイネタマシイネタマシイネタマシイネタマシイネタマシイネタマシイネタマシイネタマシイネタマシイネタマシイネタマシイネタマシイネタマシイ…」
「ちょっ誰かぁぁあああ!! この嫉妬で
狂化
(
バーサーク
)
した
人
(
シスコン
)
何とかしてぇっ!!」
ハイライトが消えて怪しく光る瞳に見つめられ、思わずぞっとした鏡也は助けの声をあげた。
だが、助けがくるのを相手は待ってはくれない。
「カクゴッ!! 更識流捕縄術――」
「三十六計逃げるに如かず!! (スタコラ、サッサ〜」
「逃ヶすカッ!! (バッ!」
[ダダダダダッ!!!]
「あ、行っちゃった…」
「行っちゃったね〜」
「…大丈夫かな?」
「ん〜大丈夫だと思うよ〜?」
『ディバインシューター!!』
[チュドーンッ!!]
『どわぁっ!?』
『リボルバーシュート!!』
『こっち来んな!! ブラッディ・ダガー!! (ヒュンッ』
『アマイ!! (カキンッ』
「「………」」
[ワー ワー]
[当代様がご乱心だぁっ!]
[衛生兵、衛生兵はいずこ〜っ!]
[あれ、お前医療班じゃなかった?]
「…お嬢様は〜今日も元気だね〜」
「はぁ…とりあえず私は父を部屋に送り届けたら2人を追います。簪お嬢様は本音と部屋でお待ちください」
「うん、そうする」
「そうと決まればレッツラゴーだよかんちゃ〜ん♪」
「本音、自分で歩くから押さないで」
本音と簪が虚から離れ部屋に戻る一方、館内を暴れまわる
楯無
(
狩る者
)
と
鏡也
(
狩られる者
)
はというと――
「追イ詰メタァ」
「追い詰められちゃった☆」
チェックメイト状態になっていた。
「やめてよセリフに“☆”を付けるだなんて…。思わず殺シたくなっちゃうでショウっ!!」
完全に狂気と化した
楯無し
(
シスコン
)
。
何かもうイロイロとダメな気がする
「(さて、此処まで逃げ回ってきたがどうするかな。ここら辺には武器になりそうなものも仕掛けも用意して無いしな…)」
他人の家にナニを仕掛けているのだろうかこのバカは
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