第50話 さあ、海鳴に帰ろう
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さて来年だが、各国で開発研究されているISの性能競技会である「モンドグロッソ」が北欧スウェーデンで開催される。一応アラスカ条約によりISの軍事転用が名目上不可能になっているため、その開発予算をひねり出すのに、ISの競技性というかスポーツっぽく見せるため、品評会ではなく競技会というカタチを取るようだ。
原作では「モンドグロッソ」はオリンピックかワールドカップのように注目される大会のようだが、この世界では現在「白騎士事件」が一般社会に秘匿されている関係でそんなに注目されていない。
というか、現時点で原作にあったアリーナや観客席? を保護するバリア? の開発されている気配がないのでどのみち一般人に競技を見せるというのは不可能のような気がする、流れ弾とかが危険すぎて。
一応、TBCではガンダムを開発する関係で、ビームライフルやビームサーベルといった武器の開発も進んでおり、はやてに聞くところによると電気にSE(シールドエネルギー)を併せることによってそれっぽい固定化現象が起きるらしい。つまり先のバリアについても電気とSEを併せればできるかもしれないが、いかんせんSEを作るには現状ではISコア−−−正確には本体内部の時流ジェネレーター−−−と時流エンジンが必要なわけで手詰まりっぽい。
さてモンドグロッソの競技だが格闘部門、機動部門、射撃部門の3部門6競技に分かれ、その中から総合優勝が決まる。
格闘部門は、200メートル×200メートル×200メートルのフィールドで全武装使用可能なガチバトル。
機動部門は、2メートル×2メートルのスタート位置から、直線1000メートル先の2メートル×2メートルのゴール位置内に停止するいわゆる「ゼローセン」と100メートル×100メートル×100メートルのフィールド内で順に50個点灯するホログラムのリングをくぐる「イリュージョンダンス」と妨害ありで8000メートルを疾走する「キャノンボール・ファスト」の3競技。
射撃部門はクレー射撃のように空間に射出された標的−−−2人競技は2色、4人競技は4色−−−50個を5分の制限内で破壊−−−当然相手の標的を破壊した場合はマイナス点−−−した数を競う「シューティング」との自分の陣地(100メートル×100メートル×100メートル)内から3メートル離れた相手の陣地(100メートル×100メートル×100メートル)にいる相手を攻撃する「フライトシューティング」の2競技。
以上3部門6競技らしい。
どれかの競技向けに特化したISを作るのか、全ての競技用の汎用のISを作るのか、開発メーカーのコンセプトも問われるだろう。
ちなみにTBCも開発に参加しているIS学園だが、伊豆諸島沖の無人島をほとんど更地にするかの勢いで開発している。校舎
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