混沌のプライド
第12話
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レーティングゲームが終了した後、僕らは冥界に連れて行かれた。明後日にはリアス・グレモリーの結婚式が行われるからだ。とりあえず、僕らは冥界の僕の屋敷にて結婚式の準備をすることになった。グレモリー家お抱えの仕立て屋に礼服の準備をして貰い、当日の予定を聞いたら、あとは身体を休めておく様にとのことだった。
僕は試合の映像をグレイフィア様に用意してもらい、それを分析して全員の評価を付けていった。こんなことをするのは眷属としては問題だろうが、事実を事実として受け止めてもらう必要がある。グレイフィア様も僕とは別に評価を纏めてくれるそうなので後で確認させてもらう。
とりあえずリアス・グレモリーと副部長に関してはマイナス評価しか存在しない。理由は言わなくても分かるでしょうが、あえて試合外も含めて纏めるなら準備不足の一言ですね。力も情報も道具も全てが足りていないです。一騎打ちに関してのやり取りも聞きましたが、安い挑発でした。何かの駆け引きが有った訳でもなく、ライザー様がリアス・グレモリーの眷属を見下し、それに激怒してこちらから一騎打ちを申し込んでいました。愚かです。愚か過ぎて殺したい位です。せめて何か勝算でもあれば奇策として評価していたでしょう。ですが、リアス・グレモリーはバアル家の破滅の魔力によるゴリ押し一択の攻撃しかしませんでした。
副部長に関しては無駄なプライドによる一騎打ちを行ったことですね。ギャスパーの停止世界の邪眼による援護を受ければ5秒と経たずに勝てたでしょう。それ以外は普通ですね。副部長が堕天使であるバラキエルと人間の間に産まれたハーフであることは勝手に調べさせてもらって知っています。その力が嫌いなことも、その理由も。それに関しては個人の事なので触れないでおきます。ただ、その力を使えば余裕で勝っていたでしょうね。まあ僕も十字架を付けていて能力が落ちていますから人の事は言えません。
続いて今回の大金星である兵藤君。合宿最終日には、なんとかアトラック・ナチャのページモンスターを倒せる位にまで成長しただけの事はあります。体育館でのチェンソーを持った双子を相手に焦る事なく対処出来ていました。しかし、洋服崩壊は減点ですね。みだりに女性の肌を曝させるのはいただけません。
その後のライザー様との戦いですが、やはりフェニックスの不死性に苦戦する姿が目立ちますが、善戦はしていました。僕からの連絡の後、赤龍帝の篭手の倍化の力を貯めながら生徒会室に向かい、女王にプロモーションして屋上に辿り付くと同時に倍化の力を使用して真っ向からライザー様を圧倒していました。
しかし、空を飛び慣れていない事と倍化の力が切れてから再び貯めるまでの間にダメージを貰い過ぎ、途中で致命傷になりそうな攻撃を躱す為に力を使ってしまい押さ
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