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いろいろおかしい第四次聖杯戦争
本編
4話〜人の話はちゃんと聞くの〜キャスター陣営
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力がおさまるとそこにいたのはツインテールの美女だった。美女を見れば口説くのが礼儀。早速話しかけてみることにした。


「お嬢さん、私とお茶でもどうです?」
「……少し黙りなさい………」


脈なしの上睨まれてしまった。怒りがおさまるまで待つことにでもするか。


「(言ってることとやってることが真逆だぞライダー!!)」


マスターもご立腹だった。





――― バーサーカー ―――





兄貴とのケンカを邪魔してきたガキがいきなりでかくなった。桁違いの魔力を感じる。こいつとは良いケンカができそうだ。


「おいてめえ、ケンカしようぜ。」
「………私があなたにするのはOSHIOKIよ。」


なんか知らねえが受けるみてえだ。なら全力で叩き潰す………!


「くらえ、これが、こいつが!!天下無敵の力だあああああ!!シェルブリットバーストォ!!」


渾身の一撃。それが、いともたやすく受け止められた。


「………大人しくしなさい。ディバイン……バスター。」


凶悪なまでの破壊力。さっきまでとは格が違った。だが、退くわけにはいかねぇ!と、その時だった。急にどこかへ飛ばされた。




――― 雁夜おじさん ―――




カズマとのパスから見えた女の子。桜ちゃんよりも少し大きいくらい。おそらくは凛ちゃんくらいだろう。………だったはずなのだが、今の彼女はどう見ても18〜22、といったところか。何より魔力が違う。けた外れだ。まずい、やられる………!そう思った俺は行動に出ていた。


「令呪を持って命ずる!バーサーカー、間桐の家に戻れ!今すぐに!!」


俺はカズマを撤退させていた。






――― ウェイバー ―――





アーチャーの機転により何とか窮地は脱した。しかし、あのキャスター、むちゃくちゃなステータスだった。こんな変化があっていいのかというほどに。


BEFORE

筋力 E
耐久 D
敏捷 C
魔力 EX
幸運 A



AFTER

筋力 A
耐久 A
敏捷 A+
魔力 EX+++
幸運 D


なぜか幸運がバカみたいに下がっていたけど。それよりも技の威力だ。倉庫が一つ消し飛びました。


「なぁにこれぇ」


この一言に尽きる。





――― 時臣 ―――





キャスターの姿が変わったと思えば、持っていく魔力がざっと十倍になった。この状態なら負けはしないだろう。だが、これでは私は戦えない。大人しく籠城でもしようか………そう考え始めている時臣であった。






――― ランサー ―
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