長かった一日の終わり
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こと?」
「継続的に、です。レイトさんの手伝いみたいなのでいいですし、足手まといだと思ったらすぐ切り捨ててもらってもいいので・・・」
「俺のしたいことってつまらないかもよ?」
俺のしていることは、ただの自分の目的を達成するためだけだ。他の誰のためにもならないし、俺はそこまでむきになって、この世界から脱出しようとしているわけでも無い。
「それでも?」
すぐに頷かれた。
正直、シリカのことは足手まといだとは思っていない。今日一日組んでみて分かったが、なかなか戦闘はうまいし、連携もスムーズにできた。だからこそ・・・
「んじゃ、俺から一つ条件だすね。それ守れるんだったら、別に構わない」
「はい!」
「条件は、俺と普通に接すること。上下関係なんて、俺にとっては何の意味もないしね。だから、俺と対等であること」
だからこそ、彼女とは普通にパーティを組みたい。
「え?」
「だから、そう謙んなってことだよ。俺はシリカとは、変な関係では付き合いたくないしね」
俺のほうがレベルが上だからって何の関係もない。逆にそれでギクシャクしたくないし。
「それなら、全然問題ないんですけど・・・、でも」
「なら決定。できれば敬語も無くしてほしいが?」
「うう・・これは元々なんで・・・」
だろうな、タメ口で話す姿が想像できない。
俺はシリカに向って、手を出した。
「これからも、よろしく」
「はい!」
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