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鉄槌と清風
20部分:19:無限書庫にある知識
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……とりあえず、皆に話してみるわ、良彦君、嘘言ってなさそうだし」

 「あぁ、俺もできる限りの事はするから…っと、一寸ごめん」

 話ていると携帯がなる。

 「はい、八坂ですけど」

 『良彦君、エイミィだけど、大変なの、急いで人気の無い場所へ、転送するから』

 「あ、あぁ…わかった」

 携帯を切り、シャマルに向き直り、自分の分のお金を机に置いて。

 「ごめん、シャマル、緊急事態っぽいからいかないと、これ御代ね払いおねがい…後さっきの話も頼むよ」

 そういって、にもつを持って外へ飛び出していく。
 残されたシャマルは、困った顔をして、暫く考え込んでいたが、支払いをすませ家路へと付いた。

 エイミィの言う緊急事態とはほぼ同時のタイミングで二つの次元世界で、守護騎士、シグナムとヴィータが補足され、それぞれフェイトとなのはが、捕獲に向かったとの事であった。
 が、良彦が指揮所へ転移させられ、エイミィの元にたどりついた時には、システムがハッキングされ、どちらの世界の状況も不明になってしまう。
 それほど掛からず回復したかと思えば、なのはからは仮面の魔導師の邪魔でヴィータを逃がしたと言う連絡…フェイトの方は、連絡がなく、バイタルを確認したら、魔力がほとんどなく。
 リンカーコアの反応も弱かった為、蒐集されたと判断、直ぐに医療班が回収へむかった。

 バルディッシュに残っていた記憶から、こちらも仮面の魔導師が関係というか、そいつがシグナムに蒐集をうながしていた。
 守護騎士のほかに仮面の魔導師についても注意が必要という、結果に落ち着いたのだが。

 エイミィさんは簡単にシステムがハッキングされたせいだと落ち込んでいるし、アルフも一緒に言っていればと悔やんでいた。
 仮面の魔導師はほぼ同じ時間にかなり遠い次元世界に現れていた、腕の良い魔導師なのだろう。

 ともあれ…夜天の書を完成させれば、はやてだけでなく地球も危険、だけどはやても助けたい。
 そんな矛盾する事を考えながら、良彦はどうするべきか幼い頭で考えていた。
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前半は、リトからの知識をユーノに、後半はシャマルに…両陣営の頭脳部担当に教えた格好です…リトもあんまり詳しい事はしらないので、判断材料の一個程度にしかならないと思ってます。

次回は、はやてのお見舞い第一弾でしょうか…守護騎士たちは隠れている時ですね。

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