第5話 =ギルド黒猫団=
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る赤いT-シャツと黒い少しダボダボな長ズボンに着替えキリトにそういった。
この部屋にはベッドは1つしかない。
そして俺とキリトにも男同士同じベッドで寝るなんて趣味はない…
「あぁ…最初はグー…」
キリトの言葉に俺たちは握りこぶしを出す。
「「じゃん…けん」」
「「ポン!!!」」
じゃんけんで今日はどっちがベッド寝るか決めるのだ。
そして俺はグー、キリトはチョキ…今日の勝者は俺だった!
「よし、やりぃ!」
「…2回連続で寝れると思ったのに…」
キリトはぶつぶつ言いながら近くのいすを並べて簡易ベッドを作り
メニューの確認をし終わったと思ったら速攻で寝てしまった。
「相変わらず早い…どうぞ?」
急にドアをノックする音が聞こえ部屋に入ってもらうと…
「ごめん…眠れなくて…」
サチだった。
そして何が起こったのか知らないけど背中合わせだが一緒に寝ることとなった。
これでサチが安心できるならいいけどな。
「…リクヤ…」
「眠れないのか?」
俺の質問にサチは小さくうなずく。
「一回、ベランダ出てみるか」
俺の言葉にサチと一緒にベッドから降りて小さいが人2人分くらいのスペースのあるベランダに出た。
さっきもいったとおり人2人分なので少しサチとくっついている…
「あのさ、リクヤ…」
「どうした?」
「失礼かもしれないけど…」
ちょっと聞きづらそうにしている…
あぁ、マナー違反だからか…
別に常時公開ってのはいやだけど聞かれるくらいならいいんだけどな。
「あぁ、ステータスのこと?気にしないぜ。…えっと…今のレベルは36かな…」
「そっか…強いんだね…」
レベルを聞いて感心している様子のサチ。
正直、根本のシステムをしってるっていうチートも入ってるんだけどな…
だから、おれ自身の実力じゃない…
「強くなんてないさ…右も左もわからず突っ走ってきた結果がこれだからな…
何度も死にかけたし…キリトの方がすごいしさ」
「ううん…リクヤはキリトよりも強いよ、たぶんだけど…」
多分って…実際はキリトのほうが強いんだけどな…
「リクヤは…怖くないの?」
「死ぬこと…か?…正直言うと怖いかな…でも…
何かしなきゃそれは死んだことと一緒…死ぬことを待つくらいなら行動したいって思うからな」
これは前、アスナから聞いたアスナの行動する理由なんだけどな
「…やっぱり…強いね、リクヤ」
「そうか…なら、その強さでお前や黒猫団を守って見せるさ」
「…うん…ありがとう!」
サチのお礼を最後に俺たちはベッドに戻った。
若干サチの顔が赤かったのは気のせいじゃないと思う…
そし
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