暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 守り抜く双・大剣士
第5話 =ギルド黒猫団=
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ゲームとはやはり違って酒場には通じる道はなかったが
ようやく地下水道とつながっていると思われる湖のようなものを見つけた。

「…やっと見つけた……おーい!!サチー!!」

地下水道内では俺の叫び声が何度も反響する。
しかし何も反応はない。奥に人影が2人いるのは見つけられたけど…
こういう街で隠れる場所といったらこんな汚い場所しかない。
そう思いながらここまで探してきたのはビングだった。

「…なんだリクヤか」

「なんだとは何だキリト…で、サチは何か悩み事か?」

「よくわかったね…」

俺の質問にサチが答える。
まぁ、ほかの友達に聞いてたゲームでよくありそうな展開に似てたからな…

「リクヤも聞いてもらっていい…?」

「あぁ」

そう返しながらそこらへんの道端に座る。
よかった…抜刀騎士にしてなくて…あれだったら絶対に座ったところだけ汚れるからな…
汚れるなんて概念があるかどうかは知らないけど。

「何でここから出られないの…なんでゲームなのに死ななきゃいけないの?
このことに何の意味があるの?」

「意味…か…」

このゲームの意味…それなりに楽しんでいた俺には見当もつかない…

「たぶん、意味なんてない…」

考えているとキリトがそう答えていた。
意味のないことをやるのが一番つらいことなんだけどな…

「私、死ぬの怖いよ…」

その発言にキリトは目を大きくして驚いていた。
キリトが思ってることはぜんぜんわからないけどそれは普通のことじゃないか?
死んだら可能性がすべてなくなるものだからな…

「怖くて…最近あまり眠れないの…」

この世界は外に出てしまえばいつも死と隣り合わせの世界だ。
そしてサチは前衛。さらに死ぬ確率は上がってしまう。恐怖なのも当たり前だ。

「君は死なない」

「どうしてそんなことが言えるの…?」

さらにキリトの解説?は続く

「黒猫団は十分強いギルドだ。安全マージンも十分とってある」

そして俺がその解説に割り込む?形で引き継いだ。

「それだけじゃない。それにテツオや俺、キリトがいるんだし無理に前衛に出る必要はないしな。
黒猫団全員が全員のことを信頼してる。
いつか、このゲームがクリアされたら現実世界にも戻れるさ」

ぜんぜん上手くはいえなかったけどなんだかんだで安心してくれたみたいだ。
俺もこれでいち早くプレイヤーを助けないとっていう目標もできたし。


そして宿に戻り、サチが無事だったことでまた大騒ぎしっていう時間が流れた。
俺とキリト…知り合いだからという理由で同じ部屋に分けられ眠るためにそこに帰った。

「それじゃあキリト…今日もやるか!」

俺は自分の姿を普段着であ
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