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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第41話 ティアナの迷い
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いつも以上の勢いのヴィヴィオに押され、つい返事を返してしまった。
「バルトさん、もうバルトさんとヴィヴィオちゃんは一心同体なんです。離れちゃ駄目なんです。それはちゃんと理解してください」
「………ああ」
ありがたく思いながら素っ気ない返事しか出来ないバルト。
「………それは取り敢えず保留にしとこか。どっちにしろ逮捕出来へんかったら明るみに出ることのない話やしな。それでも協力者って一体誰なんや?」
「………教えられない。奴との約束なんでな」
「そうですよね………でなきゃ管理局員のバルトさんに協力するなんて言わないはずですぅ………」
「そやなぁ………」
リインの言葉に仕方あらへんなぁ………と呟きながらお茶を飲むはやて。
「後バルトさん、バルトマン以外にもヴィヴィオちゃんを狙ってる人って誰なんです?バルトさん知ってそうな言い方ですけど………」
「………それは言えない」
「また言えないんか?結局秘密ばっかりやな」
「知ったことが分かれば六課を取り潰されるかもしれん。それでも良ければ話すが………」
「………どういう事や?」
「はやて、お前なら気がつくかもな。だが今の所口に出すのはやめた方がいい」
そう言われて考え始めるはやてだったが、途端に顔が真っ青になった。
「まさか………でもバルトさんこれは元帥自ら………嘘やろ………?」
「お前が誰の事を思ったかは分からんが、その人物が黒かは分からん。だが必ず居る筈だ。………取り敢えず頭の隅に置いておいてくれ」
「………分かった。せやけどバルトさんは平気なんか?そこまで知っていてここにいるのは危険なんやないか?」
「………実は高町家に泊まった時、映像だったがその本人と話した。だが奴は俺には興味が無く、何かの鍵を探していた。それが恐らくヴィヴィオお前の事だ」
「ふぇ!?」
難しい話で飽きていたヴィヴィオだったがいきなり話に入れられ変な声を上げてしまった。
「………何でヴィヴィオちゃんなんです?」
「それは………俺にも分からん。だが、ヴィヴィオの元の人間が重要な人物でそれを利用したいのかもな………」
少し悩んだバルトはヴィヴィオの事、そして残っていたゆりかごの件については秘密にした。
「ヴィヴィオちゃんがね………ヴィヴィオちゃんの珍しい所って言えばやっぱり………」
「な、何………?」
じっと皆から見つめられ、流石のヴィヴィオも視線から逃れるように椅子から立ち上がった。
「その綺麗な目だよね………」
「厨二やな」
「厨二?」
「はやてちゃん、ふざけない」
首をかしげるリインを見ながらなのはが言った。
「せやな。………せやけど、やっぱり珍しいのってこの綺麗なオッドアイやな」
「………あれ?そういえばはやて
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