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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第41話 ティアナの迷い
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いたんですけど………」
「俺に自慢の胸を見せたと………」
「見せたんじゃ無いです!!見られたんです!!!」
そんななのはの叫びの後、ガシャーンと食器が落ちる音が響いた。
「なのはちゃん、とうとうそこまで大胆に………」
落とした食器を拾いながらはやてが呟いた。
「はやてちゃん!?違うよ、違うからね!!」
「バルトさん、なのはちゃんの胸どうやった?」
はやてとリインが加わり5人で食事を始める。
最もこの話にはリインとヴィヴィオは加わらず2人で楽しそうに話しているが………
「こいつ結構着痩せするんだな。予想以上に出かかったし、スタイルも良かった」
「一緒に住んでいた時は見てないんか?」
「住んでないから!!ただよくお邪魔してただけだから!!」
「まあそんなラブコメの主人公みたいな展開は無かったな」
「ええ〜つまらへんなぁ………零治君なら普通に何か起こしてくれるんやけどなぁ………」
「………確かに零治君なら何か起こしてくれそうだね」
「零治、何やってるんだ………」
と呟くバルトだった。
「まあそれでもフェイトちゃんはもっとでかいで」
「ってかてめえら全員エロい体してるよな」
「エロい言わないでよ………」
もう諦めたのか小さく縮こまりご飯をつまみながら呟く。
「何の話ですか?」
「なのはお姉ちゃんね、バルトの前で裸になったの!」
「ええ〜!?」
「違うよ、違うからね!!」
慌ててヴィヴィオの言った事を一生懸命否定するがリインは驚き戸惑っている。
「まあその件は置いておいて………この際やし、3日間何してたんか教えてもらってええか?」
そうはやてが切り出すと食事をしていたバルトの手が止まる。
そして周りを見回して、皆聞きたそうな顔をしたのを確認して口を開いた。
「協力者を探していた」
「協力者?」
「誰の事や?」
「蛇の道は蛇って事さ。今は全く活動していないが過去に色々やっていた奴にな」
「………過去、犯罪を犯してた人って事?」
「ああ。因みに1度捕まった奴じゃないぞ」
「………って事は次元犯罪者って事なんか?」
「ああ」
淡々と肯定したバルトを見て流石に驚きを隠せないなのはとはやて。
「バルトさん………」
「なのは、言いたいことは大体分かる。………だが俺はヴィヴィオの為ならどんな手段でも使うつもりだ。例え俺自身が犯罪者になってもな」
「バルトさんそれじゃあ………」
「ダメだよ!!」
机を叩き立ち上がったヴィヴィオは睨みつけながらバルトの顔を見た。
「バルトもなのはお姉ちゃんもみんなも一緒にいるの!!絶対に誰もかけちゃいけないの分かった!?」
「お、おう………」
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