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ソードアート・オンライン『明星の勇者』
運命から来た天才剣士
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う俺も肩から疲れきっており息も荒くなっている。


カイン「俺の勝ちだ…はぁ…はぁ…リオン」


リオン「僕の…負けか…ふ…負けたというのに腹が立たん…」


カイン「かなり…死闘だったからか」


リオン「ふ、そうかもな…」


カイン「…逝くのか?」


俺の目にはリオンの体がポリゴン化していっているのがわかった。


リオン「どうやらそのようだ…貴様…名前はなんだ?」


カイン「…カインだ」


リオン「カイン…か、カインお前にこれをくれてやる」


そういってリオンはシャルティエを鞘に入れてこっちに投げ渡す。


リオン「そんな偽物…貴様にくれてやる、僕の相棒はあいつだけだ」


カイン「…そうか…」


リオン「…ではさらばだ…カ…イ…ン……」


そしてリオンの体が完全にポリゴン化して爆散した。


カイン「…さらばだ、リオン・マグナス」


俺は散ったリオンに背を向けてシリカ達の元に歩き始める。


シリカ「カインくん…」


アスナ「やったね」


ムラマサ「リオン・マグナス…素晴らしき御仁でしたな」


カイン「ああ、流石は天才剣士だ」


キリト「それより、お前からあの時オーラが溢れていたがあれはなんなんだ」


…そういえばいってなかったな…



カイン「あれはオーバーリミット、力限界以上に引き出すスキルだ」


ムラマサ「な、なんと!」


キリト「出現方法は?」


カイン「推測だけど俺が持ってる剣技がコンプリートしたら出てきた、後今はオーバーリミットの熟練度は68だ」


キリト「なるほど、まあこれで倒したことだし言ってアクティビティ化しないとな」


カイン「そうだな行こう、そういって俺達は26層へと進むのであった」












作者SIDE


カイン達から離れた場所からカイン達を見ていたプレイヤーがいた。


???「どうやら25層のボスが倒されたみたい」


プレイヤーは通信結晶で誰かと話している


???《ふむ、あのボスは名前を呼ばなければ戦いにならないのだが…そしてそれを知っているのは私だけなのだがな…》


???「だが、明星の勇者は当てたよ」


???《カインくんはデュークが目をつけているからね…相当な持ち主だよ、それに予想外なことが起こるからこそ面白い》


???「そうだね、それじゃあ私は町の方に戻る…それじゃあね」


そういって通信をきると通信結晶が砕け散る。



???「明星の勇者…私たちの邪魔立てをするなら…容赦しない」


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