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鉄槌と清風
18部分:17:良彦の目覚め
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ノが反応する。

 「ご先祖様って、どういう事、というかそもそもヨシヒコって、地球の人なのに何でアームドデバイスと魔法を?」

 「なんか、家にずっと伝わってた箱があったんだけど、夏休みはいって直ぐにそれが開いて、中にはいってた…んで、なんとなく使い方が判ったから使ってたんだけど?」

 「普通は、それじゃ使えないんだけどね、まぁなのはも似た感じだけど」

 その答えに苦笑するユーノ。

 「なんか、普通じゃないって、言われてる気がするよ」

 「いや、言われてるだろ、確実に」

 「ち、ちがうよ、規格外だなとは思ってるけど」

 「やっぱり、普通じゃないって思ってたんだ!」

 じりじりとユーノににじり寄るなのは。

 「…ごめんなのは、私も話を聞いたとき普通じゃないっておもったよ」

 其処に横からフェイトが一撃、崩れ落ちるなのは。

 「ま、ヨシヒコも回復してよかったじゃないか、なのはもかなり回復してるし、レイジングハートもバルディッシュももう直ぐ治るんだろ?」

 少し笑いながら、なのはを立ち上がらせるアルフ。
 その言葉に、良彦が

 「そういえば、何があったんだ、あの日」

 4人に向かって問いを投げかける。

 それに答える4人…最初は赤い髪の少女…敵同士の会話でヴィータと言う名前は判明…からなのはが襲撃されたこと、その猛攻で、後少しで倒されそうになった事。
 其処へ、裁判も終わりなのはに合いに着ていたフェイト、アルフ、裁判の証人として本局へいっていたユーノが、襲撃されているのを知り援護に、ぎりぎりでなのはを救出。
 逆にヴィータを追い詰めたが、更なる増援…剣を使う女性、フェイトとの戦闘中に名をなのったらしい、烈火の将シグナムと…と使い魔が一体。

 これをフェイトがシグナムを、使い魔、ベルカでいう守護獣をアルフが、ヴィータをユーノが相手取るのだが、おされ気味な上、転送しようにも結界が厚くできない。
 救援され、小型の守護回復結界にいたなのはが、スターライトブレーカーで、結界を撃ち抜くことを決め、カウントダウン開始。
 カウント終了直前に、突然なのはの胸から手が生え、リンカーコアから魔力を奪われる…が、そのままスターライトブレイカーを撃ち、結界を破壊。

 結界を破壊された敵は、それぞれ撤退し、魔力を奪われたなのはと、自宅付近で同じような状態だった良彦…なのはやヴィータ達の戦闘とちがい、此方はあまり大きな魔力の動きが無かったため、なのはの方が決着した後発見された。
 ふたりを、時空管理局本局へと移送し、医務局で検査休養させた、というのがあらまし。

 また、アースラが整備中で、他の艦船も借りれなかった為、地球のとあるマンション…翠屋にほど近い…に、仮設ながら
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