暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos7八神家の日常〜Working〜
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な彼女たちとは別の、渡された衣服を着る。それは「病院の・・・看護服」だった。主はやての通っている病院で何度も見ている。
更衣室を出、2階に戻ると「次は3階で撮影です」と案内された。3階は寝台が並べられた病室のセットが設けられていた。今度は看護師の真似事をするようだ。また小道具を渡された。注射、カルテなどなど。それを入院患者の着る服を着たある青年に注射をフリなどして、幾度か写真を撮られる。

(楽な仕事だな。モデルというのも)

妙な服を着せられることになってしまったが、写真を撮られるだけで金銭を貰えるとなれば嬉しい限りだ。そうして次は取調室で婦警、さらにオフィスで女物スーツ姿と続き、最後は「これは着物、か・・?」私が寝間着として使っている浴衣とは違い、華やかな色合いと柄が描かれた振袖が用意されていた。着付けは更衣室に居た別の女性に手伝ってもらった。カランコロンと歩く度になる底の厚い草履を履いてエレベーターに乗り、最上階へ。最上階は全体的に和造りだった。

「・・・美しい・・・」

「綺麗だなマジで」

「ああ。お前、いい娘見つけてきたな」

「だな。俺たち本当にラッキーだよなぁ」

「はいはい。撮影始めるぞ。シグナムさん。座敷に上がってください」

畳の敷かれた和室に通された。指示されたとおりに座布団の上に座り、肘掛けに片肘を乗せて体重を預け横座りする。すると、カメラを持つ青年が「色っぽいっス! 最高っス!」色々な角度から撮影を始めた。

「すまんがもう少し離れてくれないだろうか。顔が近い・・・」

「もう少し裾を肌蹴させてもらってもいいっスかね!? 出来ればふとももをもっと出して・・・! あと胸元ももっと! その大きな胸を強調するよう――に゛っ!?」

青年がカメラを畳の上に置いて私の胸元と振袖の裾に手を伸ばしてきたため横に跳び退いた。勢いが強かった彼は前のめりに倒れ、顔面を強かに畳に打ち付けた。

「いきなり何をするのだ! 女性の衣服を強引に肌蹴させようとは失礼だろう!」

「なあ! もういいよな!? もう我慢なんねぇよ!」

その青年が立ち上り、欲情した下卑た顔を私に向けて来た。撮影を部屋の外で見ていた他の連中も「しゃあねぇな」「俺もそろそろ限界だった」「カメラ用意しとけ」口々に言いながら集まって来た。ここでようやく思い知る。連中の本当の目的は、「私の体目当て・・・?」だったというわけか。

「じゃあシグナムさん。服はそのままでいいですから、奥の部屋に行きましょうか」

別の青年が奥の襖を開けると、そこには布団が一式敷かれていた。

「ふざけるな。誰とも知れん貴様たちに肌を許すわけがなかろう!」

振袖で動きが著しく制限されるが、数だけの素人相手に後れを取るほど徒手空拳でも弱くは
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