混沌のプライド
第9話
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とです。勝てば婚約の破棄、負ければ結婚。単純にして分かり易い上に実に悪魔らしい考えです」
「本当なのグレイフィア」
「はい。レーティングゲームに勝利したのなら婚約の破棄、また、お嬢様の婚約相手はお嬢様自身が決めても良いとのことです」
「それはライザーも承知なの?」
「いえ、お嬢様がレーティングゲームを行う意思があるのを確認した後にお伝えする予定です。準備期間などもございますので10日後を目処にレーティングゲームを開催する予定です」
10日か、どう頑張ってもライザー様を倒せる位にまで成長することは不可能だね。だからこそ余計に部長の王の器が知れる。
「分かったわ。その提案受けるわ。やるわよ、皆」
「「「「はい」」」」
「ではライザー様の方にもご報告させて頂きます。詳しいことは後日」
一礼して転移しようとするグレイフィア様に合わせて剣を折る。そしてグレイフィア様が転移すると同時にもう一度同じ剣を作り出して床に突き立てておく。
「それで部長、これからの予定はどうします?」
「もちろん合宿よ。レーティングゲームの間、学校も悪魔稼業は休んで特訓するしかないわ。今日の所はお得意様に召還に応じれないことを説明して回って来て。明日からはグレモリー家の別荘で特訓をするからその準備も忘れない様に」
方針は悪くないですね。というかこれ以外だったら見捨てる気でしたけど。
さて、部長は一体どう言う特訓を指示するのか見物ですね。
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