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ツンデレ君とジュンスイ君
ツンデレ君

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チュンチュン。小鳥の鳴き声がした。あぁもう朝か。
下に降りると父さんと母さんがイチャついていた。もう2人供25なのに。
保育園の俺昇はいつも思う。

「もういいから、早く飯」
「あらぁ昇ちゃん寂しいのぉ?」
「ち…がう。でも少しー…///」
「フフフッ昇ちゃん大好きぃ。このツンデレ!」
そしてこれが毎日の日課でもあった。

飯を食い終わり歯をみがき、服を着替えて保育園のバスで保育園に行く。
バス停まで父さんと歩く。父さんは歩きながらいつも喋る。
「母さんのお腹に赤ちゃんが居るんだよ。でも母さんあと3日で病院に行くんだよ」
悲しそうな父さん。父さんも分かっているんだ。俺の弟は父さんと母さんの子じゃないことを。

「あらおはようございます。毎日仲の良いご家族さん」
近所の人は仲の良い家族と思っている。そんな訳無いのに…。でも父さんは明るく振る舞う。
「おはようございます。ほら昇、おはようございますは?」
「おばさん、おはようございます!」
「いい子ね。いい家族でよかったね。???。」
あ、バスが来た。するとおばさんも歩いて行ってしまった。
父さんに手を振ってバスに乗り保育園に向かっていった。
父さんも手を振って俺を見送ると駅に向かった。

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