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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
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谷 和人あんたたちは?」

蒼也曰、この少年が主人公だったわけだ。

「僕は葵 蒼也宜しく」

「あー、赤志 ユウジだ。
まあ、なんとかなって良かったな」

「ホントだよ…βテスターには確実に輸送されるって書いてあったのに
いきなり送れないなんて連絡が来るもんだから焦っちゃって」

「?何で送れなかったんだ?」

「何でも計算間違いが起きて一つだけ足りなかったらしいんだ…
そしてその御初が俺に回ってきたっていうわけだ」

「……………(あれ?これってもしかしなくても…」

《その様だな…》

やっぱりか…

「まぁ!買えたし、結果オーライってやつだからな!心配事は消え去ったわけだ!なっ!?」

「え、あ、おう……そうだな」

「それじゃ、帰るかね?」

「うん、まあゲーム内で会ったら宜しくね」

「ああ!またな…じゃなくて!」

「どうした途方少年?」

「途方少年!?」

「…(また変なネーミングを…」

「ニックネームだ、気にすんな」

「すっげぇ悪質なニックネームだな!っとそれより家に寄ってかないか?
昼飯まだみたいだし、金も返さなきゃいけない」

利害損得ってやつですねわかります。

「そんならお邪魔になろうかね?」

「ああ!昼飯は奢るから任せてくれ!」

キラッと蒼也とアイコンタクト。最早以心伝心である。

「じゃあフランス料理フルコースで」

「僕は黒毛和牛500sの厚切りステーキで」

「高いわ!一般家庭舐めんな!」

「いや、俺らは何時も食ってるよな?」

「マジで!?」

「嘘だけど」

「おい!」

「わははははは!」

「………取り敢えず家に案内するよ」



話題休暇




「お兄ちゃん、お帰りー…」

ーここは桐ヶ谷家。

和人に連れられて玄関を潜ると少女が一人出迎えてくれた。
が、ワナワナと震えている。何故?

「ただいまスグ。どうしたんだ?」

「……お兄ちゃん、その人たちは?」

「ああ、この二人はさっき友達になった………スグ?」

「まさか、そんな……コミュ症のお兄ちゃんに…友達…?」

「スグ!?落ち着け!俺にだって友達の一人や二人はいるぞ!」

「…………どれくらい居るの?」

「え?あー…………(あれ?俺って友達いない?」

ポンッと和人の肩に手を置いたユウジは最後の一撃を与えた。

「……ボッチだったんだな」

「ぐはぁ!?」

和人はその場に崩れ落ちた。








「じゃ、また明日。向こうで会おう」

飯を食って少したち、帰るということで玄関前。

「ああ、また明日な」


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