天使の猛攻!!……もといテストその2
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ゆり「たくっ……よくもまぁあんな事を遂行できたものね…」
高松「自信はあったのですが……もしくは筋肉の鍛え方が悪かったのでしょうか……」
日坂「「いいから服を着ろ」」
上半身裸の高松君に日向君と雄二がつっこむ
ゆり「まぁ、いいわ。今回も作戦は成功ね。竹山君」
竹山「ぬかりはありません。そろそろクライスト──」
ゆり「じゃあ、次は大山君よ」
大山「やっぱり来たか──!!僕、持ちネタなんかないよ!!」
確かにそれは言えてる。個性があった日向君や高松君はいいとして大山君は地味だから個性がない。例え、アクションをしても誰も見向きもせず後は問答無用でゆりさんに飛ばされるだろう
ゆり「大丈夫よ。大山君は天使に告白すればいいだけだから」
大山「そっか───って、え?何だって?」
ゆり「天使に告白するのよ。こんな時に場所も選ばずごめんなさい。あなたのことがずっと好きでした。付き合ってくださいって」
大山「ええ────────!!!!!!」
ゆり「そうすれば飛ばずに済むわ」
何だと………大山君が立華さんに告白だって…。そんなのもし成功したら………
雄二「明久。大山にカッターを向けるな」
明久「はっ!いつの間に!!」
なぜ手にカッターを持っていたんだ僕は!!
日向「大山は告るだけでいいのかよ。何かずるいぜ」
大山「そんな!!僕の身にもなってよ!!そっちは肉体的ダメージで済んだかもしれないけど僕はメンタルのダメージが凄いよ!!だって女の子に告白するなんて初めてだし!!しかも振られるのが分かってるんだよぉ………」
日向「ははっ。うぶな奴め。練習にはちょうどいいじゃねぇか」
大山「僕は日向君とは違って練習なんかしない!本気の恋しかしないんだよ!!」
日向「何だと!俺が偽りに染まった薄汚い恋でもしてるってか!?」
ゆり「こらぁ─────!!てめぇら喧嘩するな─────!!」
二人の口論を終わらせるようにまた教室中にゆりさんの怒声が響く。そしてまた立華さんが立つ
そこに雄二が立華さんの方に行く
雄二「すまない。ゆりの調子が不安定でな。原因は昨夜夢に明久が出てきて」
ちょっと待って!!何でそこで僕が出るの!?
雄二「明久はゆりにこう言ったんだ」
明久『今日の僕と明日の僕を同じ僕だと思わないで。そこんところ気をつけて?」
雄二「──と、ゆりに忠告したんだ。そしてその忠告がゆりが事実だと証明した所だ」
立華「……吉井君は二人いるの?」
待って立華さん。なぜそんな返答が来るのか僕にはからないんだけど
雄二「ああ。そういう事になるな」
立華「……三人以上いるかもしれない」
雄二「それも有りうるな」
立華「……お気の毒に」
雄二「本当に気の毒だ。ついでにあ
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