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やはり俺の青春ラブコメは…間違ってるのかなぁ
やはり平塚先生は怖い
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くてもいいでしょう?!」

 それを言うと平塚先生はタバコをもう一本吸うべくライターで火をつける。そういえば俺タバコの煙苦手なんだよな。俺の父さんがそれはもうヘビースモーカーでその煙や臭いにおいが嫌いで今は禁煙に励んでいるそうだがそのせいで俺はそのにおいと煙が嫌いなんだ。……どうでもいい

 「清谷…私は言ったはずだ。君の腐った精神を矯正してこいとな。お前はこの作文から見ても全くと言っていいほど変わってないな」

 「ちょっと待ってください。俺は影薄いだけなんです。だから誰も話しかけてくれないし話したら『いたの?』みたいなこと言われるんです。だから俺は考え方を変えました。影は光が強いほど濃くなります。つまりは俺の光になってくれる人を探すんです。そしたら自然に目立ち空気扱いされないようになり、自然と更生できるんです。逆説的に言うと光がいない影しかいない奉仕部に入るのは間違いと思うんです。」

 平塚先生は俺の話を聞き流してタバコをしまうとソファから立ち上がった。

「…お前が影薄いだけならこんな文章は書いてはこないよ。清谷。お前のその考え方をもう少し変えたまえ。周りとの協調性はお前は全く持っていない。とりあえず、お前の今後の課題は周りと仲良くしろとは言わんが周りともう少しうまくやれ。雪ノ下ともな」

 その名前が出た途端、俺はあの日のことを思い出した。品行方正で成績優秀者で奉仕部の部長を務める雪ノ下雪乃。あの時感じたことはあの人は性格が悪すぎる。結構腹黒いぞあいつ。
…でもなぜか嫌いな感じではなかった。

 「聞いておくが君から見て雪ノ下をどう見る?」

「…性格が悪いヤツ……あとは使命感で動いているように見えるな」

 それを言うと口を開けてぽかんとしたていた。何か不思議なことがあったか?すると再びソファに座りだして喋りだす。

 「そうか…。やはり君はなんというか頭がいいな」

 「そうですか?確かに全教科は学年10位以内には入っていますけど…」

 「そうではない。君は1つの物事を複数に色々な角度から考えて結論を出すのが得意だろう?」

確かにそう言ったものは得意な方だ。推理小説なんかも犯人を明かす前にわかっちゃうから『え?
ウソ?!なんで?』なんていう言葉なんて出ない。

 「別に斜に構えてるだけと思いますけどなんでいきなりそんな話を…」

 「雪ノ下は優しいし正しいが世の中が優しくないからさぞ生きづらかろう」

 そのとき平塚先生の顔はとても優しい顔だった。

「あいつが優しいとか正しいとか俺には分かりませんけど世の中が優しくないと思っているのは俺も同じです。」

 本当に世の中は厳しすぎる。差別無しにしようとか言ってる人だって自然に人を差別しちゃってるし、人を陥れようと皆が
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