暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep17管理局に入ろうよ〜Those girls wish〜
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話してくれた。
「うん。実はね、道が判らなくて困っていたんだ。海鳴市藤見町の――」
なのはは女の人が持っている手帳のようなものを見せてもらっている。すると何か驚いたような表情になった。どうやら知っている住所みたいだ。
「ここ、私の家なんですけど・・・」
「そうなの!? あ、もしかして、高町・・・なのは、ちゃん? で、君がフェイト・テスタロッサちゃん・・・かな?」
「「はい。そうですが・・・」」
「Fruet mich, Sie kennenzulernen!! Mein Name ist Chelsea Freiheit. Ich freue mich, Sie zu sehen!!」
また意味の解からない言葉攻めを受けた。でもなんだか嬉しさで興奮しているみたい。私となのはが困惑の表情を浮かべていると、「ごめんね!」その女の人はまた謝った。
「興奮すると私の国の言葉が出るみたい。さっきは“はじめまして。チェルシー・フライハイトです。会えて嬉しいよ”って意味なの」
「フライハイトって、まさか・・・!」
「シャルのご家族の方・・・ですか?」
「Ja! チェルシー・フライハイトです。いつも妹がお世話になっています!」
†††Sideフェイト⇒ルシリオン†††
「いや〜旅行でも大活躍だったね、ルシル♪」
「うっさい、バカ女。また女装なんて命令出したら、無理矢理にでも
英雄の居館
(
ヴァルハラ
)
に叩き込むぞ」
旅行先でも俺を女装させて見世物にした悪魔コンビ、シャルとアリサ。いつか何らかの方法で逆襲してやる。覚えているがいい、フフフフ。
「それで、話って何だ?」
「え? うん。えっと・・・ね。う〜んと・・・」
シャルにしては歯切れが悪すぎる。それからもハラオウン邸に着くまで「え〜と、ね」そんなことを繰り返してばかりだった。結局、シャルは何も言わないまま、俺たちはハラオウン家に着いてしまった。
「「お邪魔します」」
『どうぞどうぞ入って! シャルちゃん、来てもらったよ!』
インターフォンを押すと、エイミィの声が届く。それにしても来てもらった?とはどういうことだ。誰か客人でもいるのだろうか。シャルに視線を向けると、シャルは俺の視線から逃れるように玄関の扉を開けて入った。俺も続いてハラオウン邸の玄関に入る。
(ん?・・・知らない、いや・・・どこかで聞いたような声・・・)
複数の話し声が耳に届く。判るのはフェイトとなのは、それにエイミィ。あとクロノは今日が休みらしいから居るんだな。シャルは俺へと一瞬だけ視線を向けて、リビングへと続くドアを開けた。リビングへと入ると、そこで俺は信じられない光景を目にした。
「・・・なっ!? は、花の
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