初めてのフリーライフ
第7話
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けど、どうせなら壁にも何か役に立つ物を書いておきましょうよ。とりあえず天井に魔力徴収と照明と保温の魔法陣を書いて壁に遮音と鉄壁の魔法陣を書き直しておきました。
それから、ひさしぶりに日本に戻ったので5歳まで過ごした教会がどうなったのかを覗いて来た。神父様はさらに年老いて杖を突いておられたが元気そうに過ごしておられたし、弟達も立派になっていた。兄達は既に離れられているのでどうなったか分からないが元気に過ごしていることだろう。正面から会いに行くことは出来ないのが悔やまれる。転生に関する研究を始めるか?
デモンベインの解析はほぼ終了した。悪魔稼業で少し忙しいが研究に関しては暇になっている。一時的にでも肉体だけを変化させれれば正面から会いに行っても大丈夫なはずだ。あっ、駄目だ。もしかしたら天界勢力内で指名手配されている可能性がある。変装する必要も、変装したら意味が無い気がする。はぁ、疲れているみたいだ。今日の所は帰ろう。
あまり思い出したくない。白音さん達に心配されてしまいましたが、あれと相対して普通に会話出来た時点でまだまともな方でしょう、きっと。逆十字達並のプレッシャー、サーゼクス様達並の魔力、鍛え抜かれた逞しすぎる肉体、達人級と言える程の武、強者としての力の意味を知っている目、何故か手に持つかわいらしい杖と今にも破れそうな少女服。男の中の漢な見た目なのに魔法少女プリティ☆ベルと名乗ってましたよ。5代目だそうです。バグらしいです。
話してみたらもの凄くいい人でしたし。普通に良い人過ぎてなんでそんな格好をしているのか逆に聞き辛かったです。結局は悪魔の仕事でちょっと訪れているだけだと言うと暴れたりしないでねと言われただけで済みました。今度は普通の服を着ている時に出会いたいです。
あと、仮面ライダーに似ている悪魔とも会った。最初は神父服を着ている僕に襲いかかってきそうになったけど、悪魔だと気づいて止まった。話を聞いた所、世話になっていた人達を教会関係者に皆殺しにされたそうだ。ああ、あるあるそういうの。たぶん、はぐれエクソシストだ。とりあえず知っている分の情報と探知系の魔剣をあげたら丁寧にお礼を言われた。たいしたことじゃないから今度会ったら何か奢ってもらうことで話をつけた。
季節が巡り、春。白音さん達も駒王学園に入学して来たので顔見せの為に生徒会室に向かいます。生徒会には部長の友人でシトリー家の次期当主であられるソーナ・シトリー様とその眷属で固められています。そこで顔見せと軽い手合わせをしたのですが、この程度なんですか?
僕一人対残りの全員で戦っても負ける気がしないんですが。ギャスパーの停止世界の邪眼にかからないと触れることすら出来そうにないんですけど。ルゥがなんと
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