暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep3いざ海鳴市へ〜Mission start〜
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、どうかしらシャル?」

うわぁ、アリサちゃんがルシル君のことをメチャクチャ言ってるよ〜。シャルちゃんはそれを聞いて「それいいっ♪」って笑いながら賛同している。ルシル君、私たちに付いて来なくて本当に良かったね。もしかしたら、いつか女の子の服を着ることになるかもしれませんが、私では助けられそうにありません。ごめんなさい。でも私も似合うと思うから少し見てみたいです。

「でもでも、ルシルって男の子らしいところもあるんだよ。いつも私のこと考えていてくれたし、助けてくれたし格好いいんだよ」

フェイトちゃんが少し照れながらそんなことを言うものだから、アリサちゃんの標的にされてしまった。

「なになに、フェイトってルシルのことが好きなの?」

「え? ええっ!? あ、その・・」

始まった。アリサちゃんは恋のお話とか大好きなんだよね。私もだけど。フェイトちゃんもアリサちゃんの妖しく光る目に気付いたのか、私たちにヘルプの視線を向けてくる。私は意を決して助けに入ろうとしたとき、アースラスタッフの1人であるアレックスさんが大きな箱を持って、私たちのところへとやって来ました。みんなで受け取った箱の中身を確認して、驚いた。

「ねぇこれって・・・!」

「うん、やっぱりそうだよね・・・!」

急いでリンディさんのところへ行って聞いてみないと。店内に入って、お父さん達と談笑してるリンディさんに、「あの・・・!」フェイトちゃんが抱えていた箱を見せた。中に納められてたのは私たちの通う聖祥小学校の制服だった。フェイトちゃん宛の荷物ということはもう間違いない。

「あら。もう届いたのね。お使いありがとう、アレックス」

「いえ。では僕はこれで失礼します」

アレックスさんを見送って、改めてリンディさんとフェイトちゃんに視線を戻す。リンディさんは「フェイトさん。週明けからなのはさん達と同じ学校、同じクラスに編入できるように手続きしたわね」って、とっても嬉しいお話をしてくれた。

「あぅ、その、あ、ありがとうございます・・・!」

フェイトちゃんがとっても嬉しそうに微笑むから、私たちも嬉しくなって「ありがとうございます!」リンディさんにお礼を伝えた。

「あの、リンディさん。ルシル君もフェイトちゃんと同じように通うんですか?」

フェイトちゃんとも一緒に学校に通えるって、みんなでお祭りみたいなテンションで喜んでる中、ふと疑問を持った私はそう尋ねた。出来ればルシル君も一緒に学校に通えると嬉しいなって思う。絶対に楽しそうだし。

「えっとね、ルシル君は自分の国の大学を出ているらしいから、もう学校に行かなくてもいいらしいの。だから、なのはさん達と通えるのはフェイトさんだけなのよ」

「「「「え? えええええ!!?」」」」


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