暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep3いざ海鳴市へ〜Mission start〜
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今日一番の驚きだったかも。まさか大学卒業まで行ってたなんて。通りでとても頭が良いわけだよ、ルシル君。

†††Sideシャルロッテ⇒ルシリオン†††

「クシュッ」

「なにルシル君、またくしゃみ? 風邪でもひいたの?」

「いや、何か背筋がゾクッとしたんだけど・・・、風邪ではないかと」

今の悪寒はなんだろう? さっきから何度もくしゃみをして、クロノの話を中断させてしまっている。

「すまんクロノ、続けてくれ」

「ん? ああ。この闇の書の最大の特徴は、そのエネルギー源にあるんだ。闇の書は、魔導師の魔力と魔法資質を奪うために、リンカーコアを喰うんだ」

「物騒だな。なのはもそれの被害に遭ったというわけ、か」

「それで間違いないはずだ。闇の書はリンカーコアを喰うと蒐集した魔力と資質に応じてページが増えていく。そして最終ページまで全て埋めることで闇の書は完成する」

なるほど。確かに性質の悪い書物のようだが契約には入らないようだ。つまりはこれで世界の危機が訪れることはないということ。それならば安心してクロノ達に任せられそうだ。

「ねぇクロノ君。もし闇の書が完成したらどうなるの?」

確かにそれは聞いておいた方がいいな。だがクロノの様子からしてあまりいいことではないようだが。

「・・・碌なものじゃないさ。だから絶対に完成なんかさせない。そう、絶対にだ」

拳を握り締めるその姿は、ただ何かに耐えているかのようだった。少なからず何らかの因縁があるらしい。が、こちらから聞くつもりはない。話してくれるのを待つだけだ。


・―・―・シャルシル先生の魔法術講座・―・―・


シャル
「はーい、今回も始まったシャルシル先生の魔法術講座♪」

ルシル
「今回は結構な数が出てきたな」

なのは
「えっと、シャルちゃん。私とユーノ君ってお払い箱?」

ユーノ
「僕、このエピソード2から先、一気に出番が無くなるから、このコーナーだけが最後の砦なんだよ」

ルシル
「切実だなユーノ」

シャル
「なのは、ユーノ。私が大切な友達を見放すわけないでしょうが。これからも一緒に頑張っていこうね2人とも」

なのは
「シャルちゃん。・・・うんっ、頑張ろうねっ♪」

ユーノ
「良かったぁ。これからもよろしくお願いするよ、シャル」

ルシル
「決まったようだな。あと、俺の方から新しいメンバーを紹介したいんだが」

シャル
「おっ。私もそのつもりだったからちょうど良いね」

ルシル
「では。フェイト、アルフ。来てくれ」

フェイト
「えっと、おじゃまします。フェイト・テスタロッサです」

アルフ
「じゃまするよ〜。フェイトの使い魔、アルフだ」


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