暁 〜小説投稿サイト〜
Tales Of The Abyss 〜Another story〜
#19 チーグルの森・2人の共通点
[1/4]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
一行は、ライガと交渉する為に森の更に奥へと向かっていたその道中。
「ッ!! ルーク危ないっ! 後ろっ!」
どうやらその場所が近付いたのだろうか。森の茂みの奥から、複数のライガ達がが姿を現していた。
「みゅうぅぅぅ!!」
「うおおおっ!」
ミュウは大慌て! おまけにルークも同じように大慌て。つられてしまったのだろうか?
「落ち着いて対処なさいっ!」
ティアが激を飛ばし譜術にはいろうとするが、咆哮と共に複数のライガの内の1匹がティアに襲い掛かった。
「くっ…… 流石に素早いわね!!」
ティアは、杖で何とか攻撃の直撃は、防げた様で怪我はしていなかった。それを確認したアルは、すかさず攻撃に出る。
「任せて!! 我が元へと集え 邪の化身!《ブラッディ・レイド》」
アルが放つ譜術の暗黒波動で、ライガ達の動きを封じた。
「うおおおお!! 双牙斬!!」
動きを封じている間に、その内の1匹をルークの剣技で斬り飛ばし。
「ノクターナルライト!!」
ティアがナイフを素早く投げ、攻撃した。
「よしっ!こいつで最後だ! 出でよ。神聖なる光の眷属。我敵を貫け。《ルミナンサイス》」
アルは、闇の波動を一気に反転さし光の属性攻撃で、残ったライガを一掃した。闇の攻撃で耐性が付く可能性があるため、こういった反転譜術はより効果的になるらしい。
……と、頭の中の
あの声
(
・・・
)
の影響か、何かが説明をしてくれたのだ。
一行は、ライガ達全員、戦闘不能にする事に成功した。
「ふう…… ありがとう、助かったわ アル」
「けっ! あんな奴ら、俺だけで十分だっての」
「ちょっとルーク! 彼がフォローをしてくれたから!」
「ま、まぁまぁ……。無事で何よりだから……。ケンカしないでー」
それは、勝利の掛け声、なのだろうか? ちょっと微妙なやり取りだったけれど、皆無事で良かった、と離れて見ていたイオンは微笑んでいたのだった。
更に奥へ進んでいく時、ティアがアルに話しかけていた。
「それにしても、貴方の使う譜術は、見たことも無いわ。確か、貴方は、過去の記憶が無いと言っていたけど、いったいどうやって身につけたの?」
ティアも、ジェイド同様に、その話題に触れてきたんだ。それはアルにとって、少し難しい話題だった。信じてもらえるかが判らないから。
「ん………。えっと、難しい質問だね。 これは習ったりしたんじゃないんだ。」
「はぁ? 譜術ってのは指南を受けずに修めれるもんなのか?」
ティアの隣にいたルークも目を見開かせながら訊いていた。ルークも、師匠の元で剣術の指南を受け続けていたからこそ、今の剣術が使えるのだ。だから、アルの話
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ