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Tales Of The Abyss 〜Another story〜
#19 チーグルの森・2人の共通点
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て貰おうと仲介に入るが、勿論、ルークにとって、ミュウの仲介も火に油だ。
「だまってろ!ブタザル!!」
ドガッ!! と言う中々に痛そうな音をだしながら、蹴飛ばされていた。
「うみゅうぅぅぅ!」
「わっ、ミュウ、大丈夫?? ……はぁ」
アルは、段々フォローが疲れてきたようだった。でも……イオンはそんなアルを見てニコリと笑う。
「アル。 ……顔、笑ってますよ? とてもいい笑顔です」
イオンがアルの側まで来ていて、そう言っていた。それを訊いてアルは少し驚きの表情をしていたが……、直ぐに笑顔を戻していた。
「あ、あはは。うん。オレは……、オレにとっては、全てが新鮮な事なんだなって思ってるから、そのせいかな? ……口では疲れたぁっ! って思ったりしてるけど、こういう賑やかなのもいいかもしれないなって思ってたりもしてるし。 ……アクゼリュスの町の皆も、とても賑やかだったけど。個人だけを考えたら、ルーク以上の人はいないかな?」
「あはははは!そうですね。」
暫くイオンと笑いながら、最初の話題を忘れ言い合いを続けているルークとティア、そしてその周辺を飛びながら必死に止めているミュウを見ていた。。
言い合い、と言うより、ルークが一方的に言い、それをティアがさら、っと躱しているだけだ。言い合いにすらなっていない。
後はミュウがやってきたら、ルークがミュウの事を苛めて、ティアが助けて、と言う流れも出来つつある。
「はい。とても、とても賑やかですね。僕もそう思います」
「だよね?」
皆いい笑顔なのだけど……、この先に待っているモノがなんなのか、判っているのだろうか? 恐らく、そこまで判っていないだろう。
……この後、彼らは大変な戦いに巻き込まれてしまうのだから。
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