浮島〜
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るためにも、アリエッタは負けないから!そして、サキと・・・みんなとまた一緒に暮らすんだ!!」
そう言ってアリエッタは去っていく。
「馬鹿みたい・・・あの子騙されてるのに・・・」
「アニス・・・どうして・・・」
「だって・・・」
「・・・ここで問答は無駄です。とにかく、この中に入ってみましょう」
アリエッタの背後にあった建物に入る。そこには・・・
「ビンゴ、だな」
知也が装置を見上げる。
「しかもこれ、動いてないか?」
「では、ここでレプリカを・・・」
「止めましょう。第七音素の減少が多少はマシになるかもしれません」
「ああ。これ以上レプリカを増やしちゃ駄目だと思う。レプリカなんて・・・俺一人でたくさんだ」
「ルーク・・・」
その時だった。上からレプリカ・・・マリィさんがいた。
「やめろ!どうしてそんなことをする?我々の仲間が誕生するのをどうして拒む」
更にイエモンさんのレプリカもやってくる。
「我々はやがて天の大地に新しい住処を与えられる」
「我々の邪魔をするな」
「あなた達はそれでいいんですか。望まれて誕生した訳じゃないんですよ」
「そんなことはない。我々はモース様に求められて誕生した」
「・・・姉上。あなたがそう仰るなら、そうなのかもしれません。でもあなた方が住むと言う大地が完成したら被験者は殺される」
「我々を望まぬものが殺されようと我々は知らぬ」
「馬鹿なことを言うな!被験者がいなければ、俺達は・・・レプリカは誕生しないんだぞ!」
「だからどうだというのだ。生まれた以上、被験者に遠慮をすることなどない」
「ルーク。あなたは彼らを少しは見習った方がいいわね」
「・・・え!?」
ティアの言葉に驚くルークに、ガイが付け足す。
「自信だよ。アッシュがお前に苛つくのも、そいつが欠けているからだ」
「傲慢なまでの生存本能・・・と言ってもいいわね。・・・もっとも昔のあなたにはあったものよ」
「我々を傲慢だと言うのか」
「ええ。そうよ。あなた達の言葉。いつかあなた達自身に跳ね返るかもしれないわ。その時も同じことが言えるのかしら」
場を沈黙が支配したその時・・・
ズズン・・・!!
辺りが揺れる。
「大変だ!モース様が我々を残したまま計画を」
俺達は外に出る。
「どうなってるんだ!あれは一体・・・!」
「モース様。我らも新生ホドに迎えてくださる約束では・・・」
空に浮かぶ大地・・・それがホド?
「新生ホド?じゃああれはホドなのか!?」
ガイが驚く。
「我々はどうしたらいいのだ」
「レムの塔へ向かおう。必ず
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