無印編
『第六話』
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
」
「なのはおはよう〜」
拓斗が帰ってすぐ後になのはが呼びに来た
「すぐに行くから先に行っててくれ」
「は〜い」
「………ふぅ」
先に行くよう言い、返事をして戻るなのはを見送り行ったことを確認してから大きなため息を吐く
「……ギリギリだったね、拓斗君」
「そうだな」
初めて拓斗に出会った時に父さんに知る限りに拓斗の事を聞いた
彼が死神と名乗っている事
彼が父さんを助けた事
そして彼がなのはと約束を交わした事
なのはに拓斗のことを話してもよかったが、なのはも毎日あそこに通っている
やはり自分で約束を果たした方がいいだろう
それに、今は拓斗もなのはと同じ学校に通っているし同じクラス、しかもときどき挨拶を交わしているらしい
なのはが約束の男の子は拓斗だと気づくこともそんなに遠い話ではないだろう
「恭ちゃん、早く行こう」
「あぁ、そうだな」
美由紀に呼ばれて俺は道場を後にした
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ