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鉄槌と清風
10部分:10:八神家(昼)
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な感じに似合っている。

 「あ、あぁ…あんがと、てか、なんでメイド服?」

 「あたしにいうな、はやてとシャマルが、これのほうが良いって無理矢理」

 「ふーん…まぁ、可愛いんじゃ無いか、何時もそんな感じなら、もっといっ、っつぁっ!」

 「何言ってんだ、この馬鹿っ」

 おなじみ脛蹴りが、炸裂し、更に真っ赤になったヴィータは、お茶とかを置いて、脱兎の如く台所へ駆け込んで行く。

 「ってー…褒めたのに何でだ」

 「ヴィータは恥ずかしがりやさんやからな、ごめんなぁ、良彦君」

 「精神的に幼くてな、すまなかった良彦」

 「ごめんねー、でも可愛かったでしょ?」

 「…ま、まぁ…なんか新鮮だったけど」

 少しして、着替えたのか普段の格好のヴィータが戻ってくる。

 「まったく、もうきないかんな、あんなの!」

 「なんでやー、良彦君も可愛いいってたやんか?」

 「あんな格好はずかしいんだっての!」

 「ふーん、そういう事にしとこか、ほな、おやつにしよか、その後はゲームでもどうやろ?」

 「俺は、其れで構わないけど、あんまゲームした事無いぞ?」

 「だいじょぶや、乱闘系のゲームとかなら難しくないしなぁ」

 「へへ、良彦集中攻撃で即効潰してやんよっ」

 「はっ、できるもんならやってみろよっ」

 「……確かにヴィータが他人と此処まで言い合いするのは珍しいな」

 「そうね…良彦君と仲良しなのね」

 「「仲良しじゃねー」」

 「タイミングぴったりに言われてもなぁ?」

 「えぇ、確かに」 「そうねぇ」

 はやて、シグナム、シャマルに弄られる、良彦とヴィータ。
 その間も我関せずと、餌入れのシュークリームを食べ、はやてのそばで待機しているザフィーラ。
 八神家での、ある種の力関係が見える一幕であった。
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今回、守護騎士が全員でてきましたが、書き分けで来てるかが心配です。

次回は、八神家(夜)…夕食とか、お風呂とかあるかも?

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