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鉄槌と清風
10部分:10:八神家(昼)
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いいます、よろしくね」

 「はい、八坂良彦です、今日はお招きありがとうございます」

 ぺこりとお互いに一礼しあい

 「ほな、挨拶も済んだし、どおぞあがってや」

 スリッパを準備しながら、招き入れるはやて

 「おう、お邪魔します、っと」

 スリッパを履いて、すたすたと歩いていく、それを見て

 「(ふむ…話には聞いていたが、歩き方に芯が通っているな、基礎はそこそこできているということか?)」

 「(そうだな、だが…師が居ないらしいからな、これ以上は中々難しいだろう)」

 「(とはいえ、無手のようだし、我らの中では、ザフィーラくらいしか教えられまい)」

 「(…俺では、体の使い方がかなり違う、あの少年の動きは、独特だな…何処かで見たような気もするが)」

 「(まぁ、ヴィータの友人だ、そこ等辺は気にしなくていいだろう)」

 「(そうだな)」

 と、念話でのやり取りがあったりして、リビングへ

 「あぁ、そうだヴィータが持ってる箱、お土産だから皆出どうぞ…何人いるか判らないから、ミニシュー詰め合わせにしたけど、甘いもの平気だよな?」

 「ありゃ、あんがとなぁ、こっちがお礼するのにこれじゃ、あべこべやわ」

 「へんっ、良彦にお礼とかいらねーっていったじゃん」

 「こら、ヴィータ、お世話になったらお礼はせんとあかんよ、昨日だった飲み物もらってたやろ、間ちゅーで」

 「ちょ、そんな事h「あらあら、それは聞いてない話しですね、どういう事ですかはやてちゃん」…シャマルっ!」

 「昨日ヴィータが汗だらだらで、べてッとしてた時、良彦君がスポーツドリンクあげたんや、飲みかけの」

 「そんなことがったんですか、じゃぁ、ちゃんとお礼しないといけませんね、ヴィータちゃん」

 「んな必要ねーよ、こんなのにっ」

 「まぁ、俺もちびっ子にお礼強請るほど困ってないしな」

 「誰がちびっ子だ、何回も言うけど、おめえもあんまかわんねーっつのっ!」

 「ほほう…又言いやがったな、ヴィータァ!」

 「言ったがどうした…やんのか、あっ!」

 「上等だっ、表で「やめやめ、お互い恥ずかしいからて、喧嘩しちゃあかんよ」…恥ずかしくねー、ってか、八神のせいだろこれっ」

 「そかなー、まぁそうしとこか、ごめんなヴィータ、良彦君…ほな、こっちどうぞ」

 結構広いリビングに通され、おやつに、という事で持ってきたミニシューと、紅茶が用意されたのだが、それを持ってきたヴィータが…所謂メイド服を着て、真っ赤になっていると言う光景が見られた。

 「お、おまたせしました」

 真っ赤になりつつ、メイド服…普通は黒や紺色の部分が、赤で、ヴィータの髪の毛と、勝気
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