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『ポケスペの世界へ』
第六話
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うにアイスを舐めてい る。

「……ゴメンな。ウチが泣いたせいで、あんたに迷惑かけてもうた……」

「んなもん気にすんな。悔しかったら泣くのは普通や」

「……ありがとな……」

 ………あれ?フラグやろか……。

「んじゃぁウチはジムに戻るわ」

「もうええんか?」

「クレープ奢って貰ったしな。あ、後一個買ってええか?」

「………太るで」

「アカネチョップッ!!」

ビシィッ!!

「アダッ!?」

 アカネにチョップされてた。痛いな。

「女の子にそんなん言うなッ!!」

「女の子? 男やろ?」

「アカネチョップッ!!」

「やから痛いって言うてるやろッ!!」

「あんたがいらん事言うからやろッ!!」

 煩いな。事実やろが……。

「はい、クレープ」

「……ありがと……」

 俺は新しいクレープをアカネにあげた。

「今度こそジムに帰るわ」

「あぁ。またジム戦しよな」

「……次は負けへんからな………」

 アカネはそう言ってコガネ百貨店を後にし た。

「……俺も行くか……」

 俺もコガネ百貨店を出て、チャリに乗って35番道路に向かう。

「ポケギアで音楽聞きながら行くか」

 俺はポケギアの音楽をつける。

「……そういや、エリカからいつの間にか電話番号貰ったな……」

 ストラップのお返しやろか……。

「まぁええや。登録しとこ」

 俺はエリカの番号を登録してラジオをつけ た。

『臨時ニュースをお送りします。繰り返します臨時ニュースをお送りします。本日正午、エンジュシティでマグニチュード8クラスの地震が発生しましたッ!! また、原因不明の大規模な地盤沈下が発生した模様です。現在、住民の避難が始まっています。くれぐれも被害区域へは近づかないようして下さい』

 物語は急速に速まった。







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