暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL 真魂の鼠
第十一話 『白と黒の象徴』 前編
[8/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
たんですかぁっ!?」

揺さぶっても目を覚まさない。な、何で・・いきなり・・・その時、

?3「心配無用。ただ寝ているだけですよ。」

ル「だ、誰ッ!?」

驚いて振り返ると、二人の男女が部屋の中にいた。い、いつの間に・・・

リ「驚かして申し訳ございません。ルイカ王女。僕はリドリー・ピアスンと申します。」

群青色の髪の毛に黒い瞳、体がすっぽり隠れる黒いマントを羽織った男が私に一礼する。

レ「私はレイチェル・マルティーと申します。偉大なる『イドゥーレ城』より、お迎えにあがりました。」

栗色のウェーブのかかったロングヘアーに茶色い瞳、紫色のワンピースを着た女も私に一礼する。って、

ル「『イドゥーレ城』の人間が、何でここに・・・!?」

しかも、「お迎えにあがりました」って、どうゆう事ォ!?頭の中がジグソーパズル状態の私を無視して、リドリーとレイチェルは、

リ「詳しい事は、『イドゥーレ城』にて説明致します。」

レ「まずはゆっくりお休み下さい。」

すると、レイチェルの手の中にピンク色の薔薇の花が握られていた。すると、

ル「あ、あれ・・・?」

突然、強力な睡魔に襲われた。視界がぼやける。

レ「これは睡眠薔薇(スリープローズ)。この薔薇の花粉を吸うと強力な睡魔に襲われるのよ。ちなみに、メイドたちを眠らせたのは睡眠爆弾(スリープボム)よ。」

頭の中にレイチェルの声が響く。床に倒れそうになる私の体をリドリーが支える。

リ「目標、全て確保。」

レ「『ルイカ王女も白い象徴(ホワイトシンボル)』も手に入れたし、帰還しましょ♪」

薄れる意識の中、私はレイチェルの手の中にある白く光り輝くものをはっきり見た。が、そこで私の意識は途絶えた。

****************************************************************************************

             『ここからまたシン目線でいきます。』

俺はバルコニーの部屋に続く廊下を全速力で走っていた。バルコニーの部屋が見えた時、扉の前でメイドの服を着た二人の女が倒れていた。

ソ「『アディーレ城』に仕える、メイドのマリア・フローレンスさんと、プリシア・マーチスさんです。」

ソーヤが教えてくれた。俺は二人に駆け寄ると、

シ「マリアさん!プリシアさん!しっかりして下さいっ!!」

揺さぶっても、目を覚まさない。その時、

リ「心配無用。ただ寝ているだけですよ。」

シ「誰だっ!?」

声のした方に振り向くと、群青色の髪の毛に黒い瞳、体がすっぽり隠れる黒いマントを羽織った男と、栗色のウェーブのかかった
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ