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FAIRY TAIL 真魂の鼠
第十一話 『白と黒の象徴』 前編
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僕達にも分かりません。」

ル&シ「えっ?」

ソフィ「急に試練が起きても、慌てず落ち着いて行動して下さい。これが、私とソーヤからのアドバイスですっ!」

ソフィアがウィンクする。案内役の二人にもいつ試練が起きるか分からないなんて・・・すると、ソーヤが何かを思い出したのか、「あ。」と声を上げた。

ソ「もう一つ、僕とソフィアは常に案内役としてルーシィ様とシン様の傍にいます。ですが、僕達の姿はお二人にしか見えません。」

ソフィ「それと、私とソーヤは途中でバラバラになりますので。」

ル&シ「えっ?」

「バラバラになる」?どうゆう事?

ソ「これでRFG(リアルファンタジーゲーム)『白と黒の象徴』の説明を終わりますがよろしいでしょうか?」

私とシンは顔を見合わせると笑った。

シ「まぁ、分からない事はたくさんあるけど、何とかなるだろ。」

ル「そうね。早くRFG(リアルファンタジーゲーム)やりたい(プレイ)し。」

私とシンの言葉に今度はソーヤとソフィアが顔を見合わせて笑うと、

ソ&ソフィ「それでは、RFG(リアルファンタジーゲーム)『白と黒の象徴』・・・スタートですっ!!」

ソーヤとソフィアが空に向かって同時に指をパチンッ!!と鳴らした。それとほぼ同時に、バルコニーに続く窓が開いて、シンと同じ格好をした人がやって来た。

?「やっぱりここにいたか。」

ソ「シン様と同じ、『アディール城』の騎士、ドニファン・クロッスさんです。」

ソーヤが教えてくれた。そっか、私とシンにしか姿が見えないんだっけ。だから声も聞こえないのね。ドニファンは私に一礼をすると、意地悪そうな笑みを浮かべて、シンの肩を肘で突付く。

ド「まぁ〜たルイカ様と二人きりで話してたのか。ルイカ様に惚れてるのは分かるけどよ、あまり抜け出してるとウェッブリーダーの雷が落ちるぜ。」

シ「えっ?」

ル「はっ?」

ドニファンの言ってる意味が私とシンには分からなかった。すると、ソフィアが何かを思い出したのか、「あ。」と声を上げた。

ソフィ「言い忘れてましたが、シトロン騎士はルイカ王女に惚れてるとゆう設定ですので。」

シ「え・・・」

ル「!!?」

私の思考が止まった。そ、そんな設定ありなのっ!?いくらゲーム内でも、私に惚れてる設定なんて///////////////シンも恥ずかしそうに右手で口元を隠している。が、「はぁ。」小さくため息をつくと、

シ「ったく、ルイカ様の前でそんな事言うなよ。恥ずかしいだろ///////////////」

ル「えっ?」

ド「おっと、悪い悪い。」

シンの顔が少し赤みを帯びているのは気のせい・・・よね。

シ「それじゃあルイカ様
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