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MS Operative Theory
可変MAA
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TMAは、外科手術や投薬、精神制御などによって強靭な肉体とニュータイプ能力を持つ強化人間用のマシンとして開発されるケースが増加した。

これらの機体は大型フレームの採用によって広いペイロードを持つため、小型化が困難であったサイコミュや大出力ジェネレーター、大推力スラスターの搭載に適していたことが大きな理由とされる。



??TMAの特徴的構造??

 TMAとTMSはどう位置しされることが多いが、TMAは重戦闘機、TMSは軽戦闘機的な傾向にあり、特にMA形態時の特性に大きな差がみられる。

TMAはMA形態時にAMBACシステムを活用しないほか、装甲防御力が高く、大出力の内蔵火器を搭載する機体が多い。


■装甲技術の充実

 地球連邦系TMAは、MA形態時に各部に装甲を配置することで総合的な防御力が高くなっている。強化人間用マシンでもこの傾向は変わらない。


■MA形態時にAMBACシステムを使用しない

 MA形態時でも積極的にAMBACシステムを使うTMSと異なり、TMAはMA形態時にAMBACシステムをほとんど使用しない。これは装甲防御力の優先やフレーム技術が影響しているようだ。


■大出力メガ粒子砲

 TMAは主兵装に内蔵式メガ粒子砲を搭載する機体が多い。TMAで確立された技術とも言われている。



??大型化したTMA??

 TMAはMAをベースとしていることや、変形機構や可変フレームの技術が模索されていた時期に開発されたこと、ペイロードの確保のために大型フレームを採用したことから、全体的に大型である。TMAの中で比較的小型なアッシマーでもMS形態時の全高が23.1mに達し、サイコ・ガンダムなどのように40mを超える機体も存在する。



??ペイロードの大きさを利用して搭載されたシステム??

 非変形型と同サイズのTMSと異なり、大型のフレームを採用しているTMAはペイロードに余裕があるため、サイコミュなど大型デバイスを搭載しやすい。

「TMAは強い」という印象を受けるのはこのためで、事実、TMSでは搭載できない大出力メガ粒子砲や重装甲を装備しており、TMSよりTMAの方が単機での戦闘力に秀でる機体が多い。


■機体の大型化により搭載できたサイコミュ

 地球連邦軍はサイコミュ技術では後発の組織であったため、サイコミュ・システムの小型化にも遅れを取っていた。こうした技術的な問題が、サイコ・ガンダム系やNRX-055(バウンド・ドックなどの強化人間用TMAが巨大化された一因と考えられている。


■生存性を高める重装甲

 TMAは、防御力にペイロードのほとんどを割いているために耐弾性に優れる機体が多い。また、TMAの大半が試
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